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2022.03.14

「メディカルジャパン2022大阪」にリアル+オンライン出展【REC滋賀】

第8回『 医療と介護の総合展(通称:メディカル ジャパン 大阪)』(インテックス大阪)に、「関西広域連合」の会員として、滋賀県モノづくり振興課のご協力のもと「リアル出展」(2022年2月24日(木))しました。
また、バーチャルブースも設置し「オンライン展示会」(2022年2月10日(木)~3月11日(金))にも出展しました。

「メディカルジャパン2022大阪」は、医療・介護分野に必要な最新の製品など、病院・介護・クリニック・薬局・感染対策に関わる製品・サービスを一堂に出展し、10月東京(幕張メッセ)、2月大阪(インテックス大阪)の年2回開催されています。

関西広域連合では、10のバイオ拠点が相互に連携しながら、日本、世界をリードする国内最大級のクラスターである「関西バイオクラスター」を形成しています。この関西の強みである医療・ライフサイエンス分野の産業ポテンシャルPRやイノベーションの創出をめざし、関西広域連合域内の産学官連携により実現した、体験型を含む製品・試作品15社を出展しました。

REC滋賀では、このうち産学官連携による製品事例として、臨場感あふれる感覚・感応を実感できる「手術トレーニングシミュレータ」(先端理工学部機械工学・ロボティクス課程 田原大輔 准教授×ウェトラブ株式会社<レンタルラボ入居企業>)を展示しました。展示の詳細は以下の通りです。

◆脳神経外科手術トレーニングシミュレータ
令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)に採択された「脳神経外科専門医育成のための手術トレーニングシミュレータ(TOMモデル)の開発」にて開発中の脳動脈瘤クリッピング術トレーニングシミュレータ。ウェトラブ㈱の独自技術により、親水性があり生体適合性に優れたPVA(ポリビニルアルコール)素材を自在に加工して造形した臓器モデルを組み上げており、臨場感溢れる感覚・感応を実感できるため手技レベルが飛躍的に向上します。さらに自社従来モデルに比べて、病変部位の解剖学的な位置精度などが格段に高まっています。





「メディカルジャパン2022大阪」への来場者数はコロナ禍で3日間で6,586人に留まりましたが、「関西広域連合」のブースは盛況で3日間で2,015名、2/24は680名の来場がありました。

本学ブースへの来場者からは「ここまでリアルに再現できるのか」との驚きの声が多く聞かれ、「頭部だけでなく、他の部位(例;腎臓等 P病院)の製造依頼にも対応できるのか」との質問も多く寄せられました。また「龍谷大学は医療機器分野の開発にも携わっておられるか」との質問もありました。
今後もRECでは、本学の研究成果を企業に活用いただいたり、企業の研究開発現場で抱えておられる課題を大学の研究力によって解決していくことによって、企業のおけるイノベーションを促進したり、より産業界の発展に寄与していくことを目指し、積極的に出展したいと考えます。