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2022.03.16

政策実践・探究演習(国内)人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクト 京丹後フィールドワーク【政策学部】

 2022年3月11日(金)にPBL人とまちが育つ「話し合い」創造PJ(話し合いPJ)が京丹後市大宮町でのヒアリングツアーを行い、受講生4名、引率2名(只友教授、サポートスタッフ)が参加しました。今回は、地域の代表者、移住者、行政の3者へのヒアリングを通し、大宮町の現状やこれからについて学ぶことを目的に行われ、PJの役割について考える機会になりました。


 「tabel table」では料理をいただきながら、孫ターンされたハミルトン順子さんからお話を伺いました。ハミルトンさんは子どもの頃に大宮町にある祖母の家で遊んでいた思い出から「いつかここに住む」という思いがあり、大宮町への移住を決められたそうです。
ハミルトンさんの料理には京丹後の食材が使われ、「海外に京丹後の魅力を伝えたい」という思いをお聞きしました。また、開催予定であった『わいわいミーティング』への期待についても伺いました。

 午後からの現地活動報告会では活動報告と関係者へのヒアリングを行いました。話し合いPJは2021度の活動について、話し合いにおける進行役(ファシリテーター)としてのスキルの向上、大宮町を知るために行った現地視察など『わいわいミーティング』に向けた準備について報告しました。
報告会では、その他に地域コミュニティ推進課、大宮町区長協議会の川口会長、地域おこし協力隊の谷村さんから活動報告がありました。さまざまな立場の方からお話を伺うことができ、受講生は「大宮町の現状や課題を把握すると同時に移住者のお話から、地域外の人にできることは何かを考えるいい機会となった」と話しています。


 今年度の大宮町での『わいわいミーティング』は延期となりましたが、今回のツアーを通じて、改めて多くの方のサポートがあったこと、地域の方が期待し楽しみにされていたことを体感しました。そのことに対し受講生は「嬉しいと同時に残念に思うが、改めて自分たちの活動を支えてくださった人々に感謝したい」と話しています。