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2022.03.17

【報告】国内体験学習プログラム近江八幡スタディツアーを実施しました

近江八幡の左義長祭~コロナ禍において伝統文化の継承について考える~

国内体験学習プログラムは、訪問した地域の地域住民やNPO/NGOとの交流を通じて、その地域の抱える問題に触れるとともに、体験学習を行うことにより、より深く社会の問題について考え、その問題解決に向けて自身の問題として考えるきっかけを作ることを目的として、実施しています。
日帰りのフィールドワーク2日間とオンラインでの事後学習会の3日間の日程で実施しました。


観光ボランティアガイドの案内によるまち歩き


左義長保存会の方のお話をうかがう

【プログラム内容】
2月27日(日)
午前:観光ボランティアガイドの案内によるまち歩き
午後:グループ単位でのまち歩き/左義長保存会のみなさんに左義長祭に関するヒアリング

2月28日(月)
午前:左義長ミニ製作体験
午後:左義長製作現場の見学/ふりかえりワークショップ

3月12日(土)13日(日)
左義長まつり(自由見学※参加自由のプログラム)

3月17日(木)
午前:事後学習会(オンライン)


左義長製作体験の様子


左義長製作現場の見学

昨年は差議長のダシ製作を中止され、今年は無事に開催された左義長祭。
この大切な伝統文化である左義長まつりを継承していきたいという熱い思いを強く感じるプログラムとなりました。

事後学習会は、二日間のフィールドワークを経て、自身の伝統文化の見方の変化や、未来へどうつないでいくか、また、自分自身に何ができるのかということを考える時間となりました。


Zoomを使った事後学習会の様子


事後学習会でのワークショップの成果

【参加学生の声】
・大人の人が楽しそうに真剣にお祭りの準備をしているところ、話しているところがフィールドワークを通して1番印象に残っている。その理由は、大人になるとこれほど本気になって物事に取り組むことはあまりないと思う。その中で真剣に取り組んでいるところを見て、本当に大切にしているお祭りなんだと感じた。
・地元の大学4年生の方がダシ作りを積極的に行っておられたことが印象的だった。古くからのお祭りは、担い手が少なくなってきているイメージがあったけれど、左義長祭りは若い人が多く関わっているから、発展していってるのだと感じた。
・2日間を通してのふりかえりをできたことは、自分の中で考えた事や思ったことを整理できるいい時間だった。また、他の人の意見を聞いて、気づいたこともあったのでよかった。