2022.03.30

龍谷大学では、学生の正課外における自主活動や社会貢献活動を支援する「龍谷チャレンジ」事業を実施しています。2021年度は、自主活動部門4団体、社会連携・社会貢献活動部門5団体が採択されました。このうち、社会連携・社会貢献活動部門採択団体への支援金は、再生可能エネルギーを活用したメガソーラー発電施設「龍谷ソーラーパーク」の事業会社である株式会社PLUS SOCIAL及びPS洲本株式会社からの寄付金を原資としています。

今年度の活動報告会を、3月14日・15日の2日間、本学深草キャンパス成就館ライブシアターで、対面とオンラインを併用して開催しました。報告会では、各団体から1年間の取組みや反省、今後に向けた課題などが報告され、オンラインで参加した学生とも、会場とのやり取りがされました。学内関係者からの講評では、活動に対する客観的な評価や取組みを継続させるためのアドバイス、今後に向けた励ましのコメントなどが参加学生に伝えられました。

コロナ禍の中、活動に様々な制約のあった１年でしたが、学生の特色ある活動や経験を共有する場となり、学生・教職員双方にとって実りのあるものになったと感じます。今後も、学生の自主活動や社会連携活動への支援を通じて、学生の主体的な学びに資することを目的に、同事業を展開していく予定です。2022年度は5月頃に募集を開始する予定ですので、興味・関心のある方、自分たちの活動を展開したいと考えている方は、ぜひご応募ください。

【2021年度龍谷チャレンジ採択団体】
■自主活動部門（学生部所管）
・ボカロ同好会「おしゃかぽん」
　（浄土真宗の音楽法要にボカロを取り入れた法要の開催）
・京まちや七彩コミュニティ
　（廃棄野菜を利用した石鹸制作により、食品ロス問題を考える機会を創出）
・Roman-Photo展示会運営局
　（アート活動を通して人とのつながりを広げる展示会の開催）
・トレビシック
　（スマホでも簡単に旅行を計画できるアプリの開発）

■社会連携・社会貢献活動部門（REC所管）
・Ryu-SEI GAP はうすまいる
　（コロナ禍で希薄化した桃陵団地住民間の関係の再構築）
・龍谷大学学生気候会議実行委員会
　（龍谷大学生による学生気候会議の実施）
・政所プロジェクト
　（政所茶の存続のために地域に利益をもたらす仕組みづくり）
・淀本町商店街ふれあいライブラリー
　（淀本町商店街での図書館運営やイベントの実施）
・ベジプロジェクト
　（障がい者の工賃上昇や生産野菜の付加価値向上に向けた取り組み）