Need Help?

News

ニュース

2022.03.15

国際学部生のチームが第17回ACジャパン広告学生賞で奨励賞を受賞!

2021年4月に第17回ACジャパン広告学生賞(主催:公益社団法人ACジャパン)の選考結果が発表され、<新聞広告部門>で国際文化学科・八幡ゼミの学生グループが「奨励賞」を受賞しました。八幡ゼミのACジャパン広告学生賞の受賞はこれで通算3回目、<新聞広告部門>では2年連続となります。
ACジャパン広告学生賞は、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的に2005年に設立されたもので、厳正なる審査を経てグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞、優秀賞、奨励賞が決定されます。今回、新聞広告部門には全国から529点もの応募があり、奨励賞には龍谷大学国際学部生グループの作品を含めて19点が選出されました。
受賞から時間が経ってしまいましたが、見事奨励賞を受賞した国際文化学科の黒田裕斗、妹尾遥菜、荒木拓斗さんに、八幡ゼミの後輩でもある国際文化学科生有志がインタビューしました。
(インタビューは2022年2月に実施しました)

― まずは今回の受賞について率直に感想をお願いします。

グループで意見を出し合い、工夫したことが結果に結びつき、また、数多くの応募作品の中から選ばれ受賞できてとても嬉しく思います。


― 受賞作品は「スマホ 事件File1」というタイトルの新聞広告ですが、なぜこうした作品を制作しようと思ったのでしょうか。

毎年のように新しいスマートフォンが発売されています。新機種は魅力的な部分が多い反面、私たちの知らないところで危険な側面も併せ持っていることを伝えたいと思ったからです。

― 実際にスマホを持っていて危険性を感じたことはありますか。
私たち自身は被害に遭ったことはありませんが、何気なく入力した情報や写真がネットやSNS上で即座に拡散するからこそ、世間で様々な事件や問題が起こっていると思っています。個人情報の管理には気をつけていきたいと思っています。


― 作品制作の過程で苦労した点はありますか。

誰が見てもテーマが伝わるように心がけました。今回の作品テーマは、「スマホは普段便利な反面、人を傷つける凶器にもなる危険性を持つ」というものです。どのようにしたら広告を見る人にスマホが危険な存在であると伝えられるのか、グループ内で長らく話し合いました。これが最も苦労した点だと思います。


― 新聞広告の魅力とは何でしょうか?

映像と異なり静止画(画像)になるので、その新聞広告を見た人が自分の頭の中で、「どういう意味なのか」、「何を伝えたいのか」といったことを、比較的ゆっくりと考えられる点が魅力だと思います。同時に、製作者の意図とは違った解釈が生まれ得ることにも魅力を感じます。

― みなさんは国際文化学科の八幡ゼミ所属です。ゼミではどのようなことをしているのでしょうか。

メディアとコミュニケーションに関するプロジェクト型学習がテーマのゼミで、グループを組み、教員から与えられた課題に取り組みます。メディアやコミュニケーションの意義や課題などを体感的に学ぶべく、映像制作、SNSの運用、広告デザインといった課題をすることが多いです。

(インタビューを終えて)
チームで同じ目標に向かって活動していくことの大変さや楽しさ、そして、結果を出すことの難しさを知ることができる非常に貴重な時間となりました。今回のインタビューで得た学びを今後の活動に生かしていきたいと思います。


取材スタッフ
前田高嶺(崇徳高校 卒)
溝尾琉人(兵庫県立城西高校 卒)
中平笑子(高知学芸高校 卒)
日下部耀介(京都府立乙訓高校 卒)


左から妹尾遥菜さん、黒田裕斗さん、荒木拓斗さん。受賞記念の盾をもって記念撮影。