2022.04.14
短期大学部「学生生活へのプロローグ 京都で学生生活をおくる~その一つの視点~」を開催しました
2022.04.14
短期大学部「学生生活へのプロローグ 京都で学生生活をおくる~その一つの視点~」を開催しました
4月1日(金)晴れやかに入学した短期大学部社会福祉学科・こども教育学科の新入学生は、数日間の各種オリエンテーションに臨みました。4月6日(水)には学外講師および所属教員による講演「学生生活へのプロローグ 京都で学生生活をおくる~その一つの視点~」を実施しました。
羽溪了教授から当プログラムの趣旨説明を受け、先ず野口聡子教授の「食と生活」では、いのち(身体と心)を健やかに保つ食事の大切さについて学びました。また京都の食文化を象徴する「仕出し文化」を体験的に学ぶために、献立の解説を聞いたうえで、季節の仕出し弁当(三友居製)を美味しく黙食でいただきました。社会福祉学科では、自己紹介、連絡先の交換、2年次生への学生生活に関する質問、ゲームなどを行う交流の時間も設けられました。
裏千家茶道教授 指心庵 米澤宗昭先生に「茶道から学ぶ気遣いの文化~短期大学部での学修を豊かにするために~」と題してご講演いただき、盆点前の実演から茶道の精神にある気遣いの根底にある感謝とおもてなしの心をご教示いただきました。入学のお祝いの気持ちを込めて作っていただいた美しい和菓子「御室」(ことの葉製)をいただき、うららかな春の陽射しを感じることができました。
龍谷大学短期大学部で、特に人との関わりを主とする学びのスタートにあたり、人間の生活の基本である衣・食・住の中の食を通し、その背後にある目には見えない様々ないのちや働き、人の思いや仕事、歴史や文化等々をイメージし、関わり知ろうとすることの大切さを学ぶ機縁となりました。


