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2022.04.13

文学部教員を対象とした社会貢献活動表彰式を開催【文学部・文学研究科・実践真宗学研究科】

 

龍谷大学文学部・文学研究科・実践真宗学研究科では、教員の社会貢献活動の促進を目的として、他の模範となるような優れた活動を積極的に展開したと認められる教員を表彰する制度を2020年度から設置しております。

2022年3月17日に、文学部長から第2回の表彰者(3名)へ表彰状が授与されました。

 

この度の表彰者3名の受賞理由は以下のとおりです。

 

(1)森田 喜治 教授(臨床心理学科)

「児童養護施設入所の子どもたちのケアについて、生活担当者への子どもの行動についての理解と対応についてアドバイスするとともに、被虐待児や、家庭崩壊の子どもの心の理解、行動の理解についての指導を行う」などの基本方針に基づき、多くの地方自治体等の委員として、専門性を活かし、児童養護施設内心理担当者の指導や、病院臨床心理士の指導のほか、スクールカウンセラーの個別スーパーバイザーを務めている。そのほか、学会の理事・評議員などを務めるとともに、精力的に社会貢献活動に取り組んでいる。

 

(2)杉山 洋 教授(歴史学科文化遺産学専攻)

「博物館学芸員課程の講義担当者として、各博物館との関係を保つとともに、企画展などの折に協力を行う。特に奈良県ではこれまでも特別史跡平城宮跡の利用活用に関して、様々な対応を行ってきたが、今後は大学人としてその内容に指導・助言を行うとともに、教育活動にも利するような社会貢献となるように心がけていく」という基本方針に基づき、専門性を活かして、文化庁文化資源活用事業費補助金の評価委員を務めるほか、平城宮いざない館の展示公開、四季誘客イベントの指導助言を行い、さらに生涯学習講座の講師を担当するなど、多方面で社会貢献活動に取り組んでいる。

 

(3)丹野 研一 准教授(教養教育科目担当) 

「民間農業・ベーカリー(パン屋)などに対して情報提供を行ってきたので、これを継続したい。小麦の新品種を作出して、国民広範への研究成果還元をしたい」という基本方針に基づき、沖縄の麦作農業の開拓・指導を行うほか、滋賀県農業試験場との将来的な連携をはかることに加え、和歌山県の遺跡について出土植物の報告を行うなど、専門性を活かして意欲的に社会貢献活動を行っている。

 

龍谷大学文学部は、今後も教員がその専門性を活かし、社会に貢献していくことを推進していきます。