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2022.04.23

花背(京都)の特産品作りを目指してー山葡萄定植体験と栽培活動報告会の開催ー【農学部教務課】

龍谷大学農学部は、2020年10月20日に、一般社団法人花背ブランディングラボ(京都市左京区)と食と農に関する教育・研究及び花背(はなせ)地域振興を目的として、連携・協力に関する協定を締結し、その活動の一環として、2022年4月23日(土)、一般社団法人花背ブランディングラボと龍谷大学農学部で「山葡萄定植及び花背地域での活動報告会」を実施しました。

龍谷大学からは学生6名(農学部生5名・農学研究科生1名)と教職員5名が参加し、花背地域の方々や京都芸術大学の学生らと共に、約130本の山葡萄の苗を定植しました。

報告会では、資源生物科学科 吉村 大輔 農場技術専門助手から、2020年度、2021年度に行った土壌調査、土壌改良、苗の植え付け、中間管理(除草や耕転など)の説明がなされ、フキ圃場およびブドウ園の土壌の状態についての調査結果を共有しました。
また、農学研究科 応用線虫学研究室に所属する鳴尾 一穂さんより「フキ・ヤマブドウ栽培地における植物寄生性線虫の検出について」の調査報告がなされました。

花背ブランディングラボの新谷 久利 理事長からは「フキを使用した新たな商品開発を行っていきたい。6次産業化を目指す上で、龍谷大学との連携が必要不可欠である。」とコメントを頂きました。

引き続き、学生とともに連携活動を行っていきます。

(学生コメント)
・定植作業は力仕事でとても大変だったが、自分の定植した苗が成長していく過程に携われることはとても嬉しく思う。
・花背ブランディングラボの方々や京都芸術大学の学生さんと定植作業ができ、いろいろな情報交換ができたことは貴重な経験となった。