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2022.04.27

岡田 清孝 龍谷大学 REC顧問 が岸田総理大臣から「みどりの学術賞」を授与 5月10日(火)瀬田キャンパスにて受賞記念セミナーを開催【農学部・REC】

 植物や自然保護の研究で功績があった個人に贈られる「みどりの学術賞」の授賞式が4月18日、天皇皇后両陛下の御臨席のもと、東京都内で行われ、龍谷大学 Ryukoku Extension Center岡田顧問が岸田総理大臣から表彰を受けました。表彰後、岡田顧問は「授賞式には、天皇皇后両陛下、衆参両院議長、最高裁長官、首相と『みどり』に関わる4名の閣僚が揃っておいでになりました。受賞の感激を皆様と分かち合うとともに、植物科学の一層の発展に尽力したいと思います。」と話しています。
 また、この度の受賞を記念して、5月10日(火)瀬田キャンパスにて、受賞記念セミナーを開催します。記念セミナーでは「遺伝子による植物の形づくりの仕組みを調べる」をテーマに、岡田顧問がこれまで歩んできた研究活動の道のりや分野の発展に取り組んできた過程などをお話します。

岡田顧問は2015年度から2018年度まで本学農学部特任教授、2019年度からRyukoku Extension Center フェローを務め、2021年度からRyukoku Extension Center顧問に就任。
これまで「モデル植物シロイヌナズナを用いた植物分子遺伝学の確立と植物器官発生機構の解明」を研究し、シロイヌナズナをモデル植物として我が国で最初に研究に取り入れ、特に、花や葉、根の形態形成や、重力、光、接触等の物理的刺激に応答した成長制御に着目した遺伝学的研究において顕著な成果をあげました。その成果は、イネやダイズ、トマトなど多様な農作物における形態形成機構の解明や生産性向上に関する研究の確立に繋がりました。
  また、国内外の植物研究者や大学院生を対象として新しい実験技術を示すワークショップ等を開催し、研究者ネットワークを構築したほか、特定領域研究の代表等を通じて、シロイヌナズナ研究を定着させました。これらの成果により、モデル植物を用いた植物科学研究の確立に多大な貢献を示すとともに、農業問題や環境問題の解決につながる植物科学の発展に大きく貢献しました。


【授賞式当日の様子】

開催日時:2022年5月10日(火)15:15~16:45
開催場所:龍谷大学 瀬田キャンパス8号館103教室
開催内容:岡田 清孝 顧問 みどりの学術賞 受賞記念セミナー
     「遺伝子による植物の形づくりの仕組みを調べる」
参加対象:

【会場参加】龍谷大学 関係者のみ可能
【オンライン参加】一般の方も参加可能(先着500名・添付チラシのQRコードより要申込)
その他:詳細は添付のチラシをご覧ください。 

※「みどりの学術賞」とは
「みどり」についての国民の造詣を深めるために、国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等に係る研究、技術の開発、その他の「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に内閣総理大臣が授与するものです。詳しくは内閣府HP(https://www.cao.go.jp/midorisho/index.html)よりご確認ください。


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【チラシ】みどりの学術賞 受賞記念セミナー「遺伝子による植物の形づくりの仕組みを調べる」