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2022.05.30

龍谷大学×日清医療食品 即戦力管理栄養士育成のために病院・介護施設用食事サービス「モバイルプラス」を授業で活用

【本件のポイント】

  • 管理栄養士を目指す学生支援のため、授業で日清医療食品のサービス「モバイルプラス※1」を導入
  • 日本における社会課題を解決することができる即戦力の管理栄養士を育成


【本件の概要】
 龍谷大学農学部と日清医療食品株式会社(代表取締役社長:菅井 正一/以下、日清医療食品)は、管理栄養士を目指す学生支援のため「給食経営管理実習」にて、日清医療食品の病院・介護施設用食事サービス「モバイルプラス※1」を授業にて活用します(本取り組みは2017年から実施しています)。
 龍谷大学では現場の即戦力となる管理栄養士の育成を目指すため、従来のクックサーブ方式※2だけではなく、現在の少子高齢化、労働人口減少により注目を浴び、実際に病院、介護施設の現場で活用されているセントラルキッチン(CK)方式※3の「モバイルプラス」を「給食経営管理実習」の授業に取り入れ、学内実習室をサテライトキッチン※4と見立て、クックサーブとの違いを学びました。
 本年度も同様の取組を下記のとおり実施することとし、日清医療食品様の協力のもと、これからの日本における社会課題(少子高齢化による病院・介護施設等スタッフの人材不足、負担増)の解決となる「セントラルキッチン(CK)方式」を理解した即戦力の管理栄養士を育成し、業界の活性化を目指します。

※1 大量調理が可能な工場でクックチル(加熱した⾷品を急速冷凍する)方式にて調理した食事を施設のニーズに応じ、真空パックにして配送するサービス。
※2  各施設(学校、病院など)で食材を下処理・加熱等の調理をした後、すぐに提供する調理法。
※3 セントラルキッチン(⼤量の⾷材を集中的に調理する⼤規模施設)において、食品衛生管理を徹底し、専門の栄養士を効率的に配置することで、一定の品質の商品を安全かつ安定的に提供することを目的としている。
※4 セントラルキッチンで製造された製品を、提供される直前に湯煎や電子レンジ・スチームオーブン・スチームコンベクションオーブンなどで再加熱する施設(学校、病院など)。


1.日  時 :6/2(木)、6/9(木)、6/30(木)、7/7(木)    
※いずれも 実習時間:9:30~15:00 食事提供時間:12:00頃〜13:30
2.場  所 :龍谷大学瀬田キャンパス 9号館1F 給食経営管理実習室/オープンキッチン
3.担当教員 :朝見 祐也教授
4.問い合わせ:

 【龍谷大学 農学部教務課】[担当:前田] 
 〒520-2194 滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5
 電話:077-599-5601
 【日清医療食品株式会社 総務部 広報課 】[担当:山崎] 
 〒100-6420 東京都千代田区丸の内2丁目7番3号 東京ビルディング20階
 電話:03-3287-3619
5.そ の 他:

 実習後、学生は次の項目に着目してそれぞれの方式の評価をおこないます。
・クックサーブシステム・CKシステムの必要人員数の差
・クックサーブシステム・CKシステムの食材料費の差
・クックサーブシステム・CKシステムの食事満足度の差
※過去に実施したCKシステム実習導入教育の効果解析では、講義のみでのCKシステムの授業よりも、実習に導入教育を取り入れることで対象学生の「CKシステムに関する知識」および「CKシステムの将来への重要性の感じ方」が良好となることが分かりました。


問い合わせ先:農学部教務課 前田 077-599-5601 E-Mail  agr@ad.ryukoku.ac.jp