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2022.05.31

農学部の永野 惇 教授の研究プロジェクトがJST「創発的研究支援事業」に採択【農学部・研究部】

本学農学部の永野 惇 教授が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の2021年度創発的研究支援事業に採択されました。

JSTは、数々の大きな学術研究費の配分を行なっている組織です。
JSTに限らず、研究費配分機関からの公募制研究費の多くは3年程度(長くても5年程度)の限られた研究期間のみ研究費を支援するシステムになっており、研究を続けるとなると、3年毎に研究費に応募し続けなければならない状況にあります。
こういった問題点を解決するために、JSTにおいて「創発的研究支援事業」という新たな事業が創設され、特に優れた研究提案に対して、原則7年、更なる審査を経て最長10年間の研究費支援を約束する枠組みが作られました。

この創発的研究支援事業に、農学部植物生命科学科の永野 惇 教授による「野外トランスクリプトームの化学的制御手法の確立」と題する研究プロジェクトが採択されました。

採択者一覧

なお、本プロジェクトでは、研究プロジェクトに関わる大学院生への支援も含まれており、研究推進のみならず、人材育成と言う意味でも非常に重要なものです。


<永野教授からのコメント>
今回、採択いただいた研究はこれまで農水省やJSTの支援で進めてきたものを更に発展させるものです。
実際の野外圃場を用いた研究は、年に一度しか栽培の機会がないので、どうしても時間がかかります。
そのため、7年以上の長期にわたって支援していただけるのはとてもありがたいです。


採択時(2021年度)資料