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2022.06.01

政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト 第1回フィールドワークを実施【政策学部】

5月29日(日)、「政策実践・探究演習(国内)」洲本プロジェクト(担当:石倉 研講師)の第1回フィールドワークを行い、学部生19名、大学院生3名が参加しました。
2022年度は「千草竹原班」「塔下新池班」「竹ビジネス班」「ゼロイチ班(仮称)」の4班に分かれて活動します。今回のフィールドワークでは、感染対策のもとマイクロバス2台で市内を巡り、地域の方と話し合う時間を持ちました。

■龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター洲本ブランチ
2021年3月洲本商工会議所会館にオープンした「龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター洲本ブランチ」を見学し、開設の目的や洲本市のソーシャルビジネス支援について話を聞きました。ここには"島の編集室 SENKA"が併設され、コワーキングスペースとしても活用されています。

■千草竹原
千草竹原では、住民の水田さんが運営する観光農園「あわじ花山水」や、洲本市地域おこし協力隊員の小林さんが中心になって改修をすすめている古民家を見学したあと、更新した小水力発電機の説明を聞きました。以前の小水力発電機が老朽化したため、今回はターゴ水車発電機(最大出力200W)が設置されました。この発電機と太陽光パネル2枚から得た電力を、リチウムイオンバッテリー(3kWh)に充電するハイブリット発電です。


地元の方から話を聞く


改修中の古民家を見学

■塔下新池
洲本市五色町鮎原塔下(あいはらとうげ)にある「塔下新池ため池ソーラー発電所」を見学し、数年前からはじまった圃場整備の話を聞きました。この地域は粘土質で肥沃な土壌に恵まれ、「鮎原米」という淡路島のブランド米が栽培されています。2021年度は新米を深草で販売するイベントを開催したところ好評でした。2022年度は、地域の課題である高齢化や担い手不足に焦点をあてながら、都市で暮らす人々が農業を支える仕組みを考えていきます。

■竹林整備
最後は、五色町鮎原葛尾に移動して、あわじ里山プロジェクトの竹林整備を手伝いました。この春に芽をだして数メートルに伸びた細い竹をノコギリで切っていきます。竹を伐採することで竹林は明るく、きれいになります。冬には太く成長した竹を切り倒してカキ養殖の筏にするなど、竹を有効に使う方法を広げています。2022年11月26日に洲本市文化体育館で開催される「第4回純国産メンマサミット」にむけて、洲本プロジェクトも企画を手伝います。



竹の伐採作業

※政策学部ではPCR検査を導入しており、フィールドワーク参加者全員がPCR検査を実施し、陰性が確認された学生のみ参加しております。