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2022.06.10

西川 芳昭ゼミで都市農業・農福連携を見学【経済学部】

 
 経済学部 西川 芳昭ゼミ(食と農の経済学)は、5月20日(金)・21日(土)にグループに分かれて、京都府下久世郡等で野菜を中心とした農業生産を行う企業「株式会社 しんやさい京都」を訪問し、代表取締役 石崎 信也氏のお話をお聞きするとともに、タマネギやソラマメの収穫体験をしました。
 
 お話は、代表の石崎氏がまったく異業種から農業に参入したきっかけから始まり、農産物の市場流通の仕組みと生産者の苦悩、農福連携による障がい者雇用の実際、法人化の経緯など、現代社会における持続可能な農業生産について、具体的に興味深く説明していただきました。
 
 タマネギを触れない学生や、畑で実っているソラマメを見たことのない学生もいましたが、実際に畑に入ってみて、私たちが日ごろ食べているものが持続的に生産されるには、消費者である一人一人が、生産から消費・廃棄・循環に至るまでのフードチェーンに意識的にかかわる必要があることを知るきっかけとなったようです。
 
 経済学部では、教室での学びや知識と、社会の実際とを結びつける様々な試みを今後とも実施していきます。