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2022.06.06

【柔道部】関西学生柔道優勝大会 女子団体優勝、男子団体3位

本学柔道部が2022年5月29日に開催された関西学生柔道優勝大会に出場し、女子団体戦にて見事優勝をいたしました。男子団体は3位入賞です。

女子団体決勝は、2021年度に準決勝で敗れた明治国際医療大学と対戦。1-1で迎えた大将戦を制し、2019年度以来の優勝を果たしました。

6月25日~26日に開催される全日本学生柔道優勝大会に出場します。

引き続きの応援よろしくお願いいたします。

<全日本学生柔道優勝大会HP>
http://www.gakujuren.or.jp/101.html
<関西学生柔道連盟HP>
http://kansaigakuseijudo.jp/news/2022-championship-result/

------試合詳報------
■女子

初戦は立命館大学。
先鋒が引き分けに終わり、次鋒の中馬(文3)が相手エースと対戦。足技からチャンスを伺い、相手が引き込んできたところを抑え込み一本勝ち。中馬が欲しい先取点を挙げる。中堅は引き分け。副将は勝部(営4)、中盤に小外刈で技ありを奪うと最後は締め技で一本勝ち。チームの勝利を決める。大将は松本(営3)、序盤は組み手争いが続くも中盤以降は攻めに転じ最後は指導3を奪い反則勝ち。初戦は危なげなく3-0で勝利する。


準決勝は近畿大学。
先鋒は岡本(文3)、中盤には岡本が強引に攻めに転じ指導を奪いリードするも最後は終了間際に3つ目の指導が岡本に入りまさかの反則負け。痛いリードを許す。流れを変えたい次鋒は引き分けに終わる。嫌な流れのまま中堅は勝部、役割りを理解している勝部が序盤からチャンスを作っていく。そして中盤に寝技に繋ぐと抑え込み一本。勝部が欲しかった勝ち点を挙げ同点に追いつく。副将は古賀(政4)、古賀も前半から攻め指導を累積していく。守る相手に粘られるも後半に大内刈を決め技ありでリードすると更に大内刈を決め合せ技の一本勝ちで逆転に成功する。大将は檀野、ここは2階級上で全日本強化選手の長谷川と対峙する。一本を奪いに必死に向かってくる相手に檀野も一歩も引かずに応戦。そして、徐々に檀野がペースを掴み始め見せ場を作っていく。終了間際にも背負い投げで惜しい場面を作り試合終了。檀野が一歩も引かない戦いで引き分け、準決勝を2-1の逆転で勝利する。


決勝は前回大会優勝の明治国際医療大学。
先鋒は岡本、組手の絞り合いが続き引き分けに終わる。次鋒は中馬、相手の組手に対応が遅れ最後は指導3つ目が中馬に入り反則負け。ここでも前で痛いリードを許す。しかし、中堅の勝部が準決勝に続きここでも4年生としての役割を果たす。序盤から圧力を掛け続けペースを握ると中盤に小外刈で技ありを奪いそのまま寝技に移行し見事合せ技による一本勝ち。ここでも勝部が欲しかった貴重な勝ち点を挙げ同点に戻す。副将の古賀も序盤から攻めに出るも組手を嫌がる相手を捕まえきれずにここは引き分けに終わる。1-1の同点で大将は主将の檀野、引き分けを狙う相手に序盤から攻め込んでいく。中盤には檀野が小内刈で惜しい場面を作るもポイントには繋がらない。後半、相手に2つ目の指導が入る。ここから檀野が更にペースを上げ攻め込み、最後は終了間際に潰れた相手に指導3つ目が宣告され反則勝ち。檀野が主将の意地を魅せつけ、2-1の逆転で優勝を決めた。


チーム一丸となる中、檀野、勝部、古賀が4年生としての役割と責任を果たす活躍で3年ぶり(2020年は大会中止)7回目の優勝を勝ち取った。
そして、チーム全体は勿論のこと、昨年もメンバーとして戦い悔しさを味わったこの4年生3名が昨年からの大きな成長を見せてくれたことが誇らしい。

<檀野芽紅主将のコメント>
「今回優勝できたことはとても良かったですが、まだまだ課題は沢山あります。この試合で出た反省を一人ひとりが意識して、チーム全体のレベルを上げられるように頑張っていきます。6月の全日本学生優勝大会では必ず日本一になるので、応援よろしくお願いいたします」


■男子

初戦は大阪経済大学。
先鋒の前中(文2)が序盤から攻め込み指導を奪っていく最後は終了間際に指導3つ目を奪い反則勝ちで先取点を挙げる。次鋒は引き分け。五将は田倉(文2)、序盤に技ありを奪われリードされる。しかし、前に出続けた田倉が最後は指導3つ目を奪い逆転の反則勝ち。リードを広げる。中堅は引き分け。三将は中窪(文4)、中盤に指導を奪いリードすると最後は背負い投げ技ありから寝技に移行し合せ技の一本勝ち。ここでチームの勝利を決める。副将は引き分け。大将は森山(法3)、中盤に抑え込みで技ありを奪い勝利。初戦を4-0で勝利する。

準決勝は甲南大学。
先鋒は前中、序盤から一進一退の攻防が続くも後半に技ありを奪われ敗れる。次鋒は大島(文4)、中盤から大島に指導が累積する最後は終了間際に掛け逃げの指導が入り反則負けで痛い2失点目を許す。五将は田倉、序盤から前の失点を取り返そうと積極的に出る。しかし、後半に隙をつかれ技ありを奪われる。最後は強引に勝負に出たところを返され一本負け。前3人で大きくリードされ厳しい状況に。中堅は引き分け。三将は瀧藤(文2)、後がなくなった状況で終了間際に背負い投げを決め技ありで勝利、次に繋ぐ。副将は中窪、序盤から攻め込んでいき指導2まで奪うも最後は相手に逃げ切られ引き分け。ここでチームの敗退が決まる。大将は引き分け。準決勝は1-3で敗れたが、3位入賞を果たす。