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2022.06.10

2022年度あられプロジェクト(持続的な食循環プロジェクト第3弾)~もち米がお菓子になって届くまでをたどる~

 2022年6月、持続可能な食循環プロジェクト第3弾として「あられプロジェクト」が始動しました。
 このプロジェクトは伝統的な米菓である「あられ」を題材として、もち米の栽培から加工、流通、小売りまでの一連の過程を体験的に学ぶことによって農と食についての理解を深める正課外活動です。もち米の生産と加工に携わる人々の思いを大切にし、売り場につなぐことを第一に考え、商品提供を実践していきます。
 2022年6月3日(金)、第1回「はじまりの儀」ではやる気あふれるプロジェクトメンバーが集まり、プロジェクトコーディネート教員の淡路和則教授からプロジェクトの基本コンセプトや年間スケジュールなどが説明されました。
 2022年6月9日(木)、第2回「固めのあられを食す会」では、株式会社種新の代表取締役 谷口様、あられ製造担当の高橋様にお越し頂き、あられを作る際に最中の皮を入れることなど、「たねや」の最中を作っている種新ならではのあられに対するこだわりを伺いました。学生からは、「なぜあられに最中の皮を入れるのか」、「今までに失敗した味付けはあるのか」、「あられの厚さや形を変えることはできるのか」、などの質問がありました。最中の皮を入れるのは香ばしさを出すためであることや、あられの味付けの工程などを学び、これからの商品開発に向けて、熱心に議論をしました。

学生メンバーはこれから、滋賀羽二重餅を栽培する‶農場から売り場まで″の一連の過程を追求し、生産者の想いを届けるために主体的に活動していきます。

今後の農学部生の活動に是非ご注目下さい。