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2022.06.13

【こども教育学科】6月8日(水)2講時 今川公平先生[(学)今川学園 木の実幼稚園園長] 「こども主体の保育とは?~プロジェクト保育の実践から学ぶ~」ご講演

2022.06.13

【こども教育学科】6月8日(水)2講時
今川公平先生[(学)今川学園  木の実幼稚園園長]
「こども主体の保育とは?~プロジェクト保育の実践から学ぶ~」ご講演

春期の実習で様々な保育を経験し、「大人のひっぱり」を安易に受け止めたり、逆に幻滅したりする学生が少なからずいる2年生の現状を鑑み、実習指導科目「教育実習」において、「こども主体」について学び直しています。昨年度に続き、木の実幼稚園園長の今川公平先生にお越しいただき、保育の最先端をいくプロジェクト保育の基礎理論とその実践についてお話を伺いました。イタリアの幼児教育実践であるレッジョエミリア・アプローチに学び、子どもの興味関心や好奇心を大切にした学びの芽を育む保育を実践されています。子どもの「●●って何?」「もっと知りたい」「自分でやってみたい」という健やかな好奇心を保育者がしっかりと受けとめ、子ども同士の話あう環境を保障し、時にはヒントを提案することで、その興味・関心が広がり深まる、モノと場を準備することが大切であることを学びました。
乳幼児期に仲間と一緒に遊ぶことを通して、子どものなかに「自分で感じ、考え、判断し、行動できる」自信と喜びを育みたいと語られました。保育実践の記録を興味深く拝見し、子ども時代に思い切り遊ぶことから得られる楽しさは、その後の人生を支える原動力になるのだと学ぶことができました。