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2022.06.20

「キャリア開発論」落語家 林家 染二氏 特別講演会を開催【文学部】

龍谷大学文学部・短期大学部同窓会寄付講座「キャリア開発論」が、6月9日(木)に開催されました。今回は、本学法学部卒業生である落語家 林家 染二 氏 をお招きし、「今を生きるコミュニケーション論」と題してご講演いただきました。 


 


 

 林家 染二 氏からは、氏ご自身の学生時代のこと、そして落語家として大事にしてこられた、”話すこと”、”伝えること”(対話・コミュニケーション)の大切さを、ユーモアを交えてお話いただきました。

学生からの質問にも丁寧にお答えいただき、充実した90分となりました。

 


 

 以下に、いくつかアンケートのコメントを紹介します。

 

 

・コミュニケーションにおいての身振り手振りが、とても勉強になりました。講義内で、マザーリーズ、赤ちゃんに対するお母さんのように話すことが大切だと言っていたことが、とても分かりやすく、実践してみようと思いました。自分の言葉で話す大切さや、共感を生むことの大切さも分かりました。

 

・自分は話すことがあまり得意ではないこともあって今回の講義を受講したが、自分の価値観にとらわれないことや傾聴力が重要だと分かった。自分は今後就活を控えていて、必然的にコミュニケーションをとる場面が増えていくので、今日の講義で学んだことを忘れずに活かしていきたい。

 

・おっしゃっていたことで心に残ったことはたくさんありました。相手に伝わるように話すには、同じ目線もしくは、それより低く話すことということ。相手を自分の話に引き込むには、周到に準備することが大事で、緊張も準備次第で変わるということ、そういったことが心に残りました。また、押すか引くかで迷ったら押してみるということや人生はHit and Awayだという林家さんの言葉も印象的でした。ためになる話ばかりで、そして面白く話してくださったのであっという間に時間が過ぎました。本当にありがとうございました。

 

・講義を通して、「話は相手が居て初めて成り立つ」ということを実感しました。だからこそ、話すために相手に合わせた準備を行い、話しているときは相手に目・気を配り、共感し相手と親しくなることが重要なのだなと思いました。また、それを可能にするために、自分の状態を高め、もしくは回復させて、きちんと懐や引き出しを準備しておく必要があるのだと理解しました。僕は昨日、ゼミで20人弱を前にまとめたことを発表したのですが、それよりも前にこの講義を聞いておきたかったです。面白い話をしてくださり、ありがとうございました。

 

 

 

今回の特別講演会において、ことばについて、また今後のコミュニケーションや対話について、考えたり学んだりできたことは、聴講した学生にとって、得がたい経験となりました。