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2022.06.14

【柔道部】オーストリアジュニア国際大会 女子70kg級 5位入賞

2022年6月4日~5日に開催されたオーストリアジュニア国際大会に、全柔連強化指定選手(C・ジュニア)の溝口葵選手(営2年)が女子70kg級日本代表として自身初の国際大会に出場しました。

準決勝まで勝ち進むものの、惜しくもスペイン選手に敗戦し、続く3位決定戦のイスラエル選手に延長戦で敗れ5位入賞となりました。

本学柔道部はこれまでも多数の選手が国際大会でも活躍してきました。

引き続きのご声援、よろしくお願いいたします。

<全日本柔道連盟HP>
https://www.judo.or.jp/tournament/10377/

-----試合詳報-----
日の丸を付け日本代表として初の国際大会。

初戦はイタリア選手。
体格が一回りも大きい海外選手を相手に開始から強気に前に出て攻めていく。中盤、溝口が仕掛けた内股で相手が潰れたところを寝技に移行し抑え込む。初の国際大会の難しい初戦を一本勝ちで勝ち抜ける。

2回戦は第1シードのポーランド選手。
ここで山場を迎える。実績と経験で上回る相手に対し開始から強気で攻め込む。しかし、海外選手特有の変則な組手に対応が遅れ指導を奪われる。その後も長身で手足の長い相手選手になかなか形にさせてもらえない中、寝技で展開を作りにいく。そして、中盤に相手が仕掛けてきた隅返しを巧く捌き抑え込みに入る。そのまま20秒抑え込み一本勝ちで大きな山場を突破する。

準々決勝はウクライナ選手。
開始から前に出て圧を掛けると相手に場外指導が入る。その後は内股で技ありを奪うと最後は相手に指導3つ目が入り反則勝ちで危なげなく準決勝に勝ち進む。

準決勝はスペイン選手。
序盤は相手が伏せたところを寝技で攻める。しかし、中盤に首抜きの指導を貰う。そして、続けざまに縺れたところでなぜか溝口に首抜きの指導が入り指導が累積する。ここから更に前に出ていくも組手の対応が遅れると場外に出てしまうミスを犯すと3つ目の指導が溝口に入り反則負け。何もしないまま準決勝の畳を降りる。

3位決定戦は敗者復活戦を勝ち上がってきたイスラエル選手。
ここは勝って銅メダルを死守したい溝口。気持ちを切り替え3位決定戦の畳に上がる。序盤は一進一退の攻防が続く。終盤、相手に徐々に疲れが見え始め相手に指導2つが入り大きくリードする。そして、完全に溝口ペースとなって延長戦に入る。延長開始早々、溝口が勝負に出る。勢いよく前に出て圧を掛けるとここでまさかの相手のカウンターに大きく崩れ腹ばいに落ちると痛恨の技あり。会場が湧く中、勝ちを急いだ溝口が逆転で敗れ5位に終わる。それでも手術から復帰間もない中、初の国際大会で堂々とした戦いを魅せてくれた。

<溝口葵選手のコメント>
「今回初めて国際大会に出場させていただきました。悔しい結果で終わってしまいましたが、またもう一度国際大会に出場する為のチャンスを自分で掴みにいきます。今回の悔しさを胸に今後控える試合に勝ち、日々の練習に取り組んでいきたいと思います。また良い経験をすることができて本当に良かったです。応援ありがとうございました」