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2021.07.12

福祉フォーラム対話共創型プロジェクト「お寺で出会い、地域にご縁~つながり・居場所をどう作るか~」 第1回オンライン講座「お寺でできること~コロナ禍での活動を考える」を開催しました!!【REC滋賀】

福祉フォーラムでは、今年度から年間テーマ(社会福祉課題)を設定した新たな取り組みを実施することとなりました。年間テーマをめぐり、個別の実践・施策の提案などについて多様な側面から考察しあい、理解を深めることをねらいとしています。複数のオンライン講座や対面形式による講座を提供し、テーマの学びを通じて新たな出会いを得るきっかけづくりを目指します。
2021年度は、「つながり・居場所」をつくる機会や場となる可能性を持つ「お寺」に着目し、社会的な活動を行ってみたい寺院関係者と、お寺とつながってみたいと考えている福祉関係者との対話を通じて、面白くて新しい取り組みができないか共に探っています。
7月10日(土)に、1回目の講座「お寺でできること~コロナ禍での活動を考える」をオンラインで開催しました。
浄土真宗本願寺派清光西正寺住職 中平了悟氏の講演では、ご自身が関係している様々な取り組み事例の紹介を通じて、「まちづくり」や「福祉」「ダイバーシティ」等さまざまな方面につながる「お寺」の可能性、社会における「お寺」の位置づけについて示唆に富んだお話をしてくださいました。ご自身と連携している方々が取り組んでいる様々な事例の中には、コロナ禍でも続けられる活動やその展開の可能性についてのヒントがたくさんありました。講演の後に参加者同士で行ったグループディスカッションでは、これからの社会においてお寺ができること、お寺という場の役割について理解を深めることができました。
参加者からは、「仏教系の龍谷大学らしさが出ていた。」、「お寺はどの地域にも地域資源として在る存在だと気づきました。中平先生の活動のような先進的な取り組みを参考にしたいです。」、「コロナ禍で人と集う機会が減ったが、逆にこうしたツール(zoom)を使って思いもよらないお話を身近に聞けた。」などの声が寄せられ、実りあるセミナーとなりました。