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2022.08.23

秋季特別展「博覧」<9月17日(土)開幕> プレ記念講演会を開催【龍谷ミュージアム】

 去る8月11日(木・祝)、大宮キャンパス東黌101教室において、秋季特別展「博覧 -近代京都の集め見せる力-」のプレ記念講演会『「南極観測越冬隊の1年間」 私の南極生活と天然石集めのきっかけ』を開催し、家族連れを含む、100名を超える方々にご参加いただきました。

 講師の北田 克治 氏は、第38次・第45次南極観測隊越冬隊料理人で、現在はレストラン「赤おに」(「国際日本文化研究センター」内)の店長兼料理長をされており、数多くの講演で南極の魅力を伝える活動を続けておられます。


 北田氏は1歳の頃から石集めに興味を持ち、2つとして同じ石がないことが天然石の魅力であるという話に始まり、南極に行く準備の話では、全体で約50t、約2,000品目にもおよぶ1年分の物資を調達したことなどをご紹介いただきました。

 また、南極生活の話では、食事の提供だけにとどまらず、極限の生活で気がめいっている隊員への声がけなど、隊員一人ひとりの食欲を見ながら、様々な制約があるなか、工夫を凝らして1日の楽しみの一つである食事を作っていたことなどをご紹介いただきました。

 南極では、調理担当だけでなく、車両整備、建築、医師など、各部門の専門家は1名しかいなかったため、プロの大工の指導のもと、全員で昭和基地の修復をしたり、万が一に備え、医師から医療を学ぶなど、日本では学ぶことができない数多くのことを学んだそうです。全員で作業することで仲間意識が強まり、いろんな人が陰で支えてくれていることを実感したことから、何でも一人でできると思わず、自分が接するすべての人に感謝することの大切さが身についたという話が印象的でした。

 目的に対して、諦めることなくコツコツと進んでいく気持ちは、秋季特別展「博覧」が掲げる博物館や展覧会の主催者の情熱と相通じる所があることに気づかされました。


 講演後には、「女性の越冬隊員はいますか?」といった質問や、「なぜ、南極に冷蔵庫が必要なんですか?」「危ない目にあったことはありますか?」という小学生からの質問、「越冬隊員になりたいのですが、どうすればなれますか?」という若い方からの熱心な質問もありました。知的好奇心を大いに刺激され、90分間の講演は満足感にあふれるものとなりました。


 秋季特別展「博覧」は、9月17日(土)開幕です。どうぞお見逃しなく。


秋季特別展「博覧 -近代京都の集め見せる力-」
初期京都博覧会・西本願寺蒐覧会・仏教児童博物館・平瀬貝類博物館


 会期  2022年9月17日(土)~ 11月23日(水・祝)
 休館日  月曜日、9月20日、10月11日
      (ただし、9月19日、10月10日は開館)
 開館時間  10:00 ~ 17:00
       ※ 入館は16:30まで
       ※ 10月7日、10月21日は20:00(入館は19:30まで)

※ 会期中、記念講演会、ワークショップ、西本願寺拝観ツアーなど、関連イベントも多数開催いたします。詳細は、龍谷ミュージアムHPをご覧ください。
   https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2022/hakuran/

※ レストラン「赤おに」
   https://www.nichibun.ac.jp/ja/information/akaoni/