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2022.09.15

政策実践・探究演習(国内)亀岡・南丹プロジェクト中間報告会を実施【政策学部】

政策実践・探究演習(国内)亀岡・南丹プロジェクト(担当教員:大石尚子准教授、受講学生22名)では、京都府亀岡市と南丹市でフィールドワークに取り組んでいます。
4月からの取り組みの進捗状況、成果、今後の課題などについて連携先の皆さんに報告、意見交換を行い、後期の活動に活かしていくため、9月10日(土)、保津浜TERRACE(亀岡市保津町)で、17名の学生と連携先の皆さん(地元行政、農家、高校、洋菓子店)が参加し中間報告会を開催しました。報告会は次のようなプログラムで実施しました。

• 開会挨拶・趣旨説明 龍谷大学政策学部 准教授 大石尚子
• 参加者自己紹介
• 学生による報告
• ファーマーズ・トリート(treat/おやつ)ワークショップ
• ペルルさんの試作品の試食会
• 質疑応答・意見交換、連携先の皆さんから一言コメント

本プロジェクトでは、『「つながり」が生み出す持続可能な農業・農村づくり』を全体テーマとし、3つの班(南丹班、亀岡・商品開発班、亀岡・ファーマーズディナー班)に分かれて活動しています。南丹班は、南丹市世木地域が策定した将来ビジョン実現のための第一歩として、環境配慮型農法の普及と地域を構成する4つの区のつながりづくりによるコミュニティの強化をめざした商品開発の提案を行いました。
亀岡・商品開発班は、クルベジ®や自然・有機農法で栽培された亀岡野菜を使った洋菓子を、パティスリーペルルさん(亀岡市篠町)と共同で開発し、開発に必要な経費を賄うためクラウドファンディングにチャレンジすることが提案されました。亀岡・ファーマーズディナー班は、イタリア発の農村の課題解決ツールであるファーマーズディナーを日本でも活用しようと、亀岡市東本梅町で地域の状況や将来の可能性を考慮したプログラムづくりが提案されました。


学生のよる報告の後、学生が進行役となり、ファーマーズディナーならぬファーマーズトリート(treat/おやつ)ワークショップを実施しました。連携先の皆さんと学生が二人一組となり、お互いが自己紹介したあと、全体に向けてパートナーについて他己紹介しました。


そのあと、パティスリーペルルさんが試作した米粉を50%使用したオイルマフィンの試食会を実施。亀岡・商品開発班が用意したアンケート用紙に記入しながら、おやつを楽しみました。最後に連携先の皆さんから温かい激励のメッセージをいただき、学生も勇気づけられました。また、夏休み中も含めたフィールドワークの成果や課題を確認できる良い機会となりました。最後に、連携先の皆様には、繁忙期の土曜日の日中にもかかわらずご参加いただきましたこと、心より御礼申し上げます。


※政策学部ではPCR検査を導入しており、フィールドワーク参加者全員がPCR検査を実施し、陰性が確認された学生のみ参加しております。