2022.09.22
新型コロナで大切な人を亡くされた方 看護や介護にあたられた看護職・福祉職のための『りんどうの会』を開催<2022年10月2日(日)融通念佛宗総本山 大念佛寺にて>
【本件のポイント】
- 新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の遺族、看護・介護にあたられた方とともに追悼会を融通念佛宗総本山 大念佛寺(大阪市平野区)で開催。
- 遺族、看護・介護にあたられた方とともに死別の悲しみを分かち合い、看取りに関われなかった時間をうめ、亡くなられた方の尊厳を取り戻す機会に。
【本件の概要】
2022年10月2日(日)、新型コロナで大切な人を亡くされた方、看護や介護にあたられた看護職・福祉職のための追悼会として『りんどうの会』を開催します。
龍谷大学社会的孤立回復支援研究センター長の黒川教授は『りんどうの会』の副実行委員長として参画しています。本学センターでは、with/afterコロナ時代においても顕著な「社会的孤立」を研究対象とし、個々の孤独から社会的孤立に至るメカニズムの解明や、回復のための理論仮説の検証、支援ネットワークの構築などに取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうなか、わが国の死者数は4万人を超えました。未知のウイルスによる感染症は、家族が大切な人の死別に立ち会うこと、葬儀を執り行う機会さえも奪いました。また、新型コロナウイルス感染症の方を看護、介護された方たちは、感染予防の観点から、看護や介護に制限があるため、十分なケアが出来なかったという不全感を抱えている方も少なくないと考えています。
遺族、看取りに携わった人たちで、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の追悼会を開催し、ともに気持ちを分かち合うことで、看取りに関われなかった時間をうめ、亡くなられた方の尊厳を取り戻し、また『りんどうの会』を通じて、看護や介護にあたられた看護職・福祉職の方にも遺族との関わりのなかで、日頃の不全感をうめることが出来る機会となればと考えます。
当日は『喪失に向き合うために』をテーマに、黒川教授による講演も実施いたします。
日 時: 2022年10月2日(日)13時00分~16時45分(12時15分受付開始)
開催場所:融通念佛宗総本山 大念佛寺(大阪市平野区平野上町1-7-26)
参加対象:当日の参加対象者を限定(新型コロナで大切な人を亡くされた方、看護・介護に携われた看護職(医療従事者)と福祉従事者の方のみ)して開催いたします(別添チラシ参照)。
問い合わせ先: 龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)
Tel 075-645-2154 E-mail sirc@ad.ryukoku.ac.jp