2022.10.26
母校の誇りを胸に龍谷大学から世界へ羽ばたく プロボクシング世界王者 谷口 将隆 氏(2016年文学部卒、WBO世界ミニマム級王者)が第33回 龍谷賞を受賞<贈呈式:10月29日(土)瀬田キャンパス 樹心館にて>
【本件のポイント】
- 「第33回龍谷賞」をプロボクシング世界王者 谷口将隆 氏(2016年文学部卒、WBO世界ミニマム級王者)が受賞
- 「龍谷賞」は社会に貢献し、顕著な業績をあげた卒業生に対して贈られる栄誉ある賞
【本件の概要】
この度、第33回 龍谷賞をプロボクシング世界王者 谷口将隆 氏(2016年文学部卒、WBO世界ミニマム級王者)に授与することが決定しました。
龍谷大学校友会※1では、1990年から毎年1度、社会に貢献し顕著な業績をあげた卒業生に対し「龍谷賞」「龍谷奨励賞」を、卒業生に限定せずに顕著な活動をされた方へ「龍谷特別賞」を贈っています。
谷口氏は前WBO世界ミニマム級王者に11回TKOで勝利し、2度目の世界挑戦で見事王座を奪取(2020年)。また2022年4月の初防衛戦もTKOで勝利を収め、世界王座を防衛しました。試合後は若い挑戦者の減量失敗を非難することなく、再起を期待するエールを呼びかける等、対戦相手を思いやる言動が賞賛されました。今後も、世界王者として更なる活躍が期待されています。
贈呈式では龍谷賞の他、以下の授賞式も行われます。ホームカミングデー※2と同日で開催し、多くの卒業生が集まる場で、顕著な業績を上げた卒業生の功績を称え励ます機会とします。
■ 贈呈式概要
日 時:2022年10⽉29⽇(土) 13:00~13:30
場 所:龍谷大学瀬田キャンパス 樹心館
受賞者:
「龍谷賞」・・・ 谷口 将隆 氏(プロボクシング選手/2016年文学部卒)
「龍谷奨励賞」・・・ 安武 義修 氏(西林寺住職/1999年文学部卒)、 藤田 道宣 氏(車いすフェンシング選手/2010年文学部卒)※授賞式当日は欠席(代理人が出席予定)
「龍谷特別賞」・・・ 曹 英生 氏(株式会社老祥記 代表取締役/1979年経営学部卒)
「龍谷賞」は、社会に貢献し、かつ模範となるべき会員に対して毎年贈呈する。
「龍谷奨励賞」は、顕著な業績をあげ、将来を嘱望される会員に対して贈呈する。
「龍谷特別賞」は、校友会員に限定せず、社会に貢献した方に対して贈呈する。
■ 受賞者の紹介

龍谷賞
谷口 将隆 (たにぐち まさたか) 氏
(プロボクシング選手/2016年文学部卒)
龍谷大学史上初のプロボクシング世界チャンピオン。当時のWBO世界ミニマム級王者に11回TKOで勝利し、2度目の世界挑戦で見事王座を奪取。また、2022年4月の初防衛戦もTKOで勝利を収め世界王座を防衛。世界チャンピオンとして今後の更なる活躍が期待される。

龍谷奨励賞
安武 義修(やすたけ よしのぶ) 氏
(西林寺住職/1999年文学部卒)
僧侶仲間で結成した「JSR(Jodo Shinsyu-Rensyokaiの略)」というグループで毎年行うカンボジアで、チャリティーイベントによる教育支援や井戸建設費・維持費の寄付などの活動を2001年から続けている。また、地元の吉塚商店街の再生や、「外国人との共生と共修」を目指した社会活動などにも取り組まれている。

龍谷奨励賞
藤田 道宣(ふじた みちのぶ) 氏
(車いすフェンシング選手/2010年文学部卒)
2021年東京パラリンピックに車いすフェンシング日本代表として出場。また、2022年7月上旬にポーランドで行われたワールドカップ大会に出場し、男子個人エペとフルーレの2種目で優勝し、2冠を達成した。2024年度パリ・パラリンピックでの活躍が大いに期待される。

龍谷特別賞
曹 英生(そう えいせい) 氏
(株式会社老祥記/1979年経営学部卒)
2003年から南京町商店街振興組合の理事長として活躍。阪神・淡路大震災では被災されながらも南京町に留まり、復興に全力を注がれた。また、コロナ禍では、経済活動を穏やかに活性化させる活動に懸命に取り組まれた。2016年には長きにわたる日本での中華飲食文化の発揚に務めた功績が認められ、黄綬褒章を授与された。
※1 龍谷大学校友会
現在で、約20万5千人の会員を有する龍谷大学卒業生の会です。都道府県や海外、職域単位の支部組織があり卒業後も全国各地で校友同士の活発な交流がおこなわれています。
龍谷大学校友会サイト https://ryukoku-koyukai.jp/
※2 ホームカミングデー
卒業生が母校を訪れる機会として、龍谷大学校友会では、毎年学園祭と同日開催で実施し、卒業生向けに様々な企画を用意しています。
問い合わせ先:龍谷大学校友会事務局 (総務部) 担当 乾・中井
Tel 075-645-2015 E-Mail koyu@ad.ryukoku.ac.jp