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2022.10.26

【食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022】(主催:農林水産省)に経営学部藤岡ゼミがステージトークセッションに登壇しました。

◆イベント名:食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022
         ~六本木ヒルズで,Z世代と「食の未来」を考える~
◆会       期:2022年10月29日(土)~30日(日)
◆会       場:六本木ヒルズアリーナ
◆主  催:農林水産省



Ⅰ ステージトークセッション
◆「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」4年間の軌跡
 10月29日(土)16:30~17:30

 ⼭椒の国内⽣産7割を占める和歌⼭県。中でも有⽥川町はぶどう⼭椒の発祥地であるにも関わらず,様々な社会的課題を抱えていました。「産地を未来につなげ!」を掲げ,藤岡ゼミ4回生5名(山口大翔・生野優登・峰本千聖・瀧川拓斗・音峰ゆう)が,ステージ上で取り組んだ4年間の活動について熱く語ってくれました。藤岡ゼミは2019年度から何度も現地に足を運びました。まず直面したのは,農家の高齢化や後継者不足という大きな課題でした。そこで,学生達はお手伝いとしてぶどう山椒の収穫体験をしました。翌年からは,そのぶどう山椒を加工し商品化を目指すことを始めました。新型コロナ禍で現地に赴くことができない期間もオンラインで現地と交流を続け苦労を重ね,100件を超えるアイデアから自分達で50件の試作,その中から商品化を見込めるものを企業と協働し試作を重ね,ビール,ポップコーン,餃子,カレー,マドレーヌ等が商品化されました。まさにこの4年間の軌跡,生産→加工→販売するという6次産業の体現・体感をステージで表現してくれました。




Ⅱ ポップアップストア ” Marché Ryukoku!(龍谷マルシェ)

 2日間に渡り藤岡ゼミが龍谷マルシェを出店しました。これまでプロジェクトを通じて連携してきた産地から送られてきた旬のりんご・みかんが木箱に並び、売り手の学生さんの笑顔と声にお客さん達が吸い寄せられ,心地よい会話が爽やかに流れていました。藤岡ゼミによるステージトークセッションの後には,ぶどう山椒を使ったゼミ開発商品「ぶどう山椒をかけて食べるカレー」「ぶどう山椒かほるマドレーヌ」「アラビアン ナッツ&スパイス」などを求める人たちで,特に賑わいを見せていました。その喜びと充実感が学生達の満面の笑顔から語らずとも伝わってきました。





◆クイズで食の新発見!クイズ!ニッポンフードシフト!
 10月30日(日)14:30~15:30

 Z世代を中心としたチーム,タレントチーム,マルシェ出展者,会場からの飛び込みチームの4チームがステージにあがり,食や農をテーマに熱いクイズバトルを繰り広げました。藤岡ゼミ4回生2名(山口大翔・瀧川拓斗)はZ世代代表としてクイズに挑みました。クイズの内容は,「肥料にする材料として適しているものは何か?」「シンガポールのドン・キホーテ「DON DON DONKI」で最も売れている日本の食品は何か?」(ちなみに,正解は“焼き芋”)など多岐にわたり,知識と推理力が問われました。食通のタレントチームと藤岡ゼミが最後までしのぎを削りましたが,藤岡ゼミが見事に優勝を果たしました。


 2日間にわたり,聞く“ステージ”,見て・触れる“展示・体験”,手に取って・食べる“マルシェ”で六本木ヒルズアリーナは藤岡ゼミと共に大いに盛り上がりました。

 経営学部 藤岡ゼミURL
 https://fujiokaseminar-hp.amebaownd.com/