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2022.11.24

経営学部特別講義「我が社の経営と京都」において、こと京都株式会社 番頭執行役員 宮川光太郎 氏にご講義いただきました

 特別講義「我が社の経営と京都」の第2回には、こと京都株式会社 番頭執行役員 宮川光太郎 氏をお招きして、ご講演いただきました。宮川氏は、「九条ねぎ」に特化して事業を発展させてきた同社について詳しく語ってくださいました。
 こと京都は2002年に設立されました(2007年に現社名に変更)。農業生産法人として6次産業化(1次産業×2次産業×3次産業)に取り組んできました。今期の決算では20億円近い売上を達成する見通しで、従業員数も約190人となっています。
 農業においては「経営をいかに安定させるか」が課題であり、そのために台風等の災害対策に取り組んでいる様子や、販売先(販路)を拡大してリスクヘッジする様子などが紹介されました。また、新しい担い手の人財育成や農業福祉連携、農業における「働き方改革」などについても興味深いお話が続きました。
 農業は未開拓の分野が大きく、農業に関わる仕事は伸びることが強調されました。学生たちにとって農業に関わるビジネスについてのお話は初めてのことであり、以下のような感想が寄せられました。
 ねぎ加工の仕方次第で色々な店舗に提供できるネギの多様性であったり、農業分野の未来は明るいと言うことを聞き、今まで知らなかった世界について知ることができ、興味が湧きました。社員の成長が会社の成長や、社員の幸せなど、社員を大切にしている気持ちが伝わってきて温かい会社だなと思いました。会社を選ぶ軸として、自分が成長できる場であるかどうかなど大事な事を教わりました。