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2022.11.21

「特別講座(危機管理広報入門)」の受講生が模擬謝罪会見を体験【社会学部】


2022年11月18日(金)、社会学部専攻科目の「特別講座(危機管理広報入門)」(担当:岸本 文利先生)の授業において、受講生が模擬謝罪会見を体験しました。

本講義は、元毎日放送(MBS)で記者と広報部長を長年にわたって務めた岸本 文利先生が担当の講義で、今回の授業では、毎日放送報道局元カメラマン・元JNNベルリン支局カメラマンであり、現在は本学の非常勤講師である南川 二郎氏をゲストとして迎え、授業が行われました。

本日の模擬謝罪会見のために、「企業の異物混入事件・賞味期限改ざん事件」という架空の設定が用意されました。

会見を行う社長・販売部長・製造部長・広報担当者の4つの役割を志望した受講生が務め、それ以外の受講生は問題点を質問し記事を作成する記者役を務めました。

会見に臨む受講生は、授業の1時間前から別室で架空の設定を確認し、想定問答を作成するなど、会見の準備を行い、一方で会見側以外の記者役の受講生はリリース文を読み込み、質問を考えていました。

会見は、入室するところから始まり、南川氏のビデオ撮影によって教室は一変してリアルな謝罪会見場のような緊迫した雰囲気に包まれます。
報道の取材さながらに記者役の受講生たちは挙手して質問を行い、会見側の4名は緊張した面持ちで言葉を選びながら答えていました。
20分ほどの会見終了後、南川氏の収録した会見の様子を受講生全員で確認しました。
会見をしている人物の目線、足元、手元の原稿などが撮影されているのを見て、受講生からは「そんなところも収録されるのか!?」という声が聞こえてきました。
会見の映像を一時停止しながら岸本先生の指摘を受け、回答の内容だけでなく表情やしぐさまで見る人に影響を与える謝罪会見の難しさを学びました。


【授業の流れ】
13:30~13:50 架空のリリース文読み込み
13:50~14:10 会見
14:10~14:25 記事作成
14:25~14:45 収録映像再生
14:45~15:00 講評・提出


謝罪会見の様子①


謝罪会見の様子②(広報担当者役の受講生)


謝罪会見の様子③(社長・販売部長・製造部長役の受講生)


質問をする記者役の受講生①


質問をする記者役の受講生②


質問をする記者役の受講生③


質問をする記者役の受講生④


南川氏の撮影


収録映像を確認する様子①


収録映像を確認する様子②