2022.12.07
【書籍紹介】共著『構造と自然 哲学と人類学の交錯』の刊行(哲学専攻 小林 徹 先生)【文学部】
2022年12月に、勁草書房から、檜垣立哉・山崎吾郎編著(2022)『構造と自然 哲学と人類学の交錯』が、出版されることになりました。
同書は全九章からなりますが、そのうち第五章「生成する構造主義――フィリップ・デスコラと野生の問題」を、龍谷大学文学部の小林徹准教授が執筆しました。
出版社による同書の内容説明は以下の通りです。
「構造主義からアクターネットワークセオリーまで、哲学と人類学という二つの知的実践は交錯してきた。その現代的な意義を考える。
ドゥルーズ=ガタリ、メルロ=ポンティ、サルトル、モース、デュルケム、ヴィヴェイロス・デ・カストロ、デスコラ、ストラザーン――いずれも「自然」をめぐり、レヴィ=ストロースの神話論理の再解釈や「構造」の捉えなおしとして進行してきた哲学と人類学について、思考様式の違いや歴史的な影響関係、主題の反復を浮き彫りにする」。

「目次」と、「はじめに」ならびに「あとがき」を、出版社のホームページからお読みいただけます。
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b616288.html
https://keisobiblio.com/2022/12/06/atogakitachiyomi_kouzoutoshizen/
関心をおもちの方は、ぜひご覧になってください。