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2022.12.09

政策実践・探究演習(国内)人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクトが「おおみやわいわいミーティング」に参加【政策学部

2022年10月30日(日)に政策学部の「政策実践・探究演習(国内)」人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクト(担当:只友景士教授)の学生12名(2・3回生)が京丹後市大宮町にて開催された「おおみやわいわいミーティング」にファシリテーターとして参加させていただきました。
本プロジェクトでは市民参加と協働のまちづくりを目指して、話し合いを通して人やまちが育つ取り組みの探究を行っています。この度、その一環として京丹後市大宮町で行われた「おおみやわいわいミーティング」にファシリテーターとして参加する機会を頂きました。
事前の準備として、8月には開催地の大宮町を案内していただいて地域の雰囲気や魅力的な場所などを学びました。また当日の話し合いのルールの確認のために、良い話し合い/悪い話し合いの例を示す3分程の動画を学生が製作しました。当日の朝には各班で話し合いの流れの想定など円滑で有意義な話し合いの場となるように、各々の工夫を凝らした準備を行いました。
当日のおおみやわいわいミーティングは大宮町区長協議会の副会長の西村様のご挨拶と本プロジェクト担当教員の只友景士先生のミニレクチャーから始まりました。その後事前に学生が制作した話し合いのグランドルール確認の為の動画「よりよい話し合いをするために おおみやわいわいミーティング」を上映しました。途中参加者から笑い声が漏れた場面もあり、好評だったように思います。
話し合い自体は、「ワーク①参加者が子供たちに残したい大宮の良いところを話し合う」、「ワーク②10年、20年後先の子供達に、私達が育むべきことを話し合う」、「ワーク③そのために、私にできることを考える」という3つのステップで行われました。これまでに3回の実践を経験していることもあって、参加した学生は適度な緊張感を持ちながら楽しんでファシリテーションを行っている様子でした。各班とも早々に打ち解けて賑やかな、わいわいとした雰囲気の中での話し合いでした。参加者の方から話し合いの内容を発表する場面では、単に話し合いの情報だけではなくそうした雰囲気も伝えようという様子も見られました。13時から17時30分までという長丁場ながら、参加者からはあっという間だったなどの声があがり、その他にも地域の良さを知る事が出来た、自分と違う意見や視点に触れられた、子どもにもっと地域のことを話そうと思うなどの感想もありました。
本プロジェクトにとって今回参加させていただいたおおみやわいわいミーティングは実践の場としてはもちろん、会場の雰囲気や話し合いの内容を通して話し合いの意義を肌で感じることが出来る貴重な機会だったのではないかと思います。このような機会を提供くださった皆様ありがとうございました。


話し合いの進め方を相談する学生達


只友先生からのアドバイス


にぎやかな会場の雰囲気


グループでの話し合いの様子


学生が制作した動画のワンシーン


集合写真