2022.12.16
龍谷大学・京都産業学センターの共同研究プロジェクト「学生が京都企業を学ぶ学習モデルの開発」でソーシャル・ビジネスをテーマに研究会を開催しました
京都産業学センターの「学生が京都企業を学ぶ学習モデルの開発」プロジェクトでは、12月13日に、筑紫女学園大学現代社会学部の藤原ゼミ(藤原隆信教授とゼミ生14人)にお越しいただき、「ソーシャル・ビジネスの実践的学び」について報告いただきました。プロジェクトでは、各大学における学外での学習活動についての研究会を開催しており、その一環としてのものです。
藤原ゼミでは、ソーシャル・ビジネスを研究対象にして、「理論と実践を通じて学ぶ」というスタイルでゼミ運営を進めています。自分たちの活動を「Smile For Nepal」と命名して、ネパールの子どもたちの教育支援と自立をめざす女性の支援に取り組んできました。
コロナ禍前には実際にネパールを訪問し、子どもたちに文房具を届けたり、女性がつくった製品を仕入れて日本の国内で(対面)販売したりしていました。しかし、コロナ禍では活動のスタイルを変えざるを得なくなりました。2020 年度以降は、SNSでの情報発信やネットを通じた通信販売、オリジナルグッズの製造・販売にも取り組んでおり、最近では、地元企業とのコラボ商品の製造・販売もしています。
そこで得た収益は、支援活動に生かされています。学生の皆さんからはゼミ活動を通じての成長や喜びについて話していただきました。
(文責:細川孝)