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2023.01.11

地域診断から見えてきた地域課題に取り組む公衆栄養プログラムの発表を実施~公衆栄養学実習~

 2022年12月26日(月)、中村富予教授による「公衆栄養学実習」において、12班に分かれた学生が地域課題に取り組む公衆栄養プログラムの発表を行いました。地域診断により、地域の課題を「見える化」し、見えてきた課題の中から優先すべき課題を選び、地域の健康課題を解決するための公衆栄養プログラムを作成しました。滋賀県の市町をグループごとに選び、その市町のデータを活用して、健康課題を抽出しました。同じ滋賀県でも地域により、健康課題が異なっており、地域の特性も違っています。それらを踏まえた上で、公衆栄養プログラムを立案しました。

 学生達はプログラムの内容や広報の仕方、ポスター、協賛企業など企画の内容について発表をおこない、中村先生からは「各班、それぞれに健康づくりに関するさまざまな企画を工夫して立案しており、非常に頼もしく感じました。」と講評をいただきました。

 会場投票で1位になったおいしい減塩調理実習会を企画した班は「実際に米原市の男女の食塩摂取量のグラフを使用し、課題設定を行った点を評価していただいたと思います」とコメントしました。

 農学部食品栄養学科は、栄養や健康の観点から農作物をとらえ、人が健やかに生きるための「食」について学び、食べ物の生産から流通までを理解した管理栄養士を育成します。