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2023.02.03

経営学部特別講義「我が社の経営と京都」において、オムロン京都太陽株式会社 代表取締役 三輪建夫 氏にご講義いただきました。

 特別講義「我が社の経営と京都」の第5回には、オムロン京都太陽株式会社代表取締役 三輪建夫氏をお招きして、ご講演いただきました。同社はオムロン株式会社の特例子会社です。同社には、もう一つオムロン太陽株式会社という特例子会社があります。「特例子会社」は、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定められた障がい者の雇用を促進するために設けられた会社です
 オムロン太陽は1972年、オムロン京都太陽は1985年にそれぞれ設立されました。社会福祉法人太陽の家の創設者である中村裕医師と、オムロンの創業者である立石一真氏との2人の理念が共鳴してのことです。二つの会社は、太陽の家とオムロンが共同して出資しています。
 三輪氏はオムロン(グループ)の概要について紹介された後に、オムロン京都太陽における障がい者の雇用について、オンラインでの工場見学をまじえつつ話されました。
 
 以下に、受講生の感想を紹介します。
   オムロン京都太陽さんの講演を聞いて、このような、障害の方と共生し、障害の方も世に出て全ての人と同じように働く共生社会を目指す会社が増えればいいなと感じた。特に、障害の方のアイデアも採用しつつ、サポート機械を作っていること、仕事を人につけるのではなく、人に仕事をつけると言う考え方やシステムは非常に感動した。
オムロン京都太陽さんの理念にもある、挑戦を恐れず、人の可能性を信じるという言葉を貫いており、人の気持ちに寄り添った、まさに偏見の多い現代に必要で立派な企業であると感じた。このような考え方の企業が広がって障害者雇用を増やし、偏見なく共生でき、誰もが働くことへの価値を見出すことのできる社会を築いていくべきであると私は考える。