Need Help?

News

ニュース

2023.02.15

経営学部特別講義「我が社の経営と京都」において、株式会社永楽屋代表取締役 十四世 細辻伊兵衛氏にご講義いただきました。

 特別講義「我が社の経営と京都」の第6回には、株式会社永楽屋 十四世 細辻伊兵衛氏をお招きして、ご講演いただきました。同社は江戸初期の1615年(元和元年)に創業し、手ぬぐい、 風呂敷の製造販売を事業としています。「永楽屋」の屋号と「細辻」の姓は織田信長から拝領したものということです。
 現当主の十四世 細辻伊兵衛氏によって精力的な事業展開が行われており、今年4月には細辻伊兵衛 商店美術館がオープンし、江戸時代から今日までの作品が展示されています。美術館にはショップも併設されています。
 細辻氏は、いくどもの危機を乗り越え、2015年に「奇跡の400年」を迎えた同社の歴史について語ってくださりました。そのうえで、ご自身が手がけてきた作品の実物を教室で見せてくださるとともに、多くの写真でも紹介されました。コロナ禍でも、八世細辻伊兵衛 に倣って京都を盛り上げようとして、「令和京都博覧会」を開催されていることを述べられました。
 
 以下に、受講生の感想を紹介します。
  今回の講義を聞いて、いままでは手ぬぐいというものを聞いて、ハンカチがわりに使う布のイメージが強かったのですが、綺麗なデザインや色の手ぬぐいがあって、用途もいろいろあることに驚きました。祇園祭と舞妓さんの柄の手ぬぐいと竹藪柄の手ぬぐいがとても綺麗で印象に残っています。手ぬぐいといえば昔使われてたイメージですが、時代に合わせて進化しているからこそ今の時代でも人々に愛されると思いました。