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2023.01.20

チョコレートはいかがですか?~「BONBONS de CHOCOLAT」の販売について~【農学部】

農学部では、地域に貢献できる研究・教育を目指す「持続的な食循環プロジェクト」を実施しています。

今年は農学部の学生有志12名が、農学部牧農場(滋賀県大津市牧地区)で栽培・収穫したラッカセイ<品種:ナカテユタカ>をどのように付加価値のある商品として販売するのか考え、「食の循環」を体験しながら学び、その成果としてチョコレートを開発しました。


素材のラッカセイ『ナカテユタカ』は、1979年に千葉県八街市で開発された大粒の品種で、あっさりとした味わいや香ばしさが特徴的です。殻に黒い斑点が出にくく、白くキレイな殻に育てやすいため贈り物にも適しています。


『ナカテユタカ』は、農学部牧農場が持つ水田の一角に有る「水田転換畑」で学生が栽培しました。滋賀県では、近年の担い手不足やコメの消費量減少などが課題とされており、水田だった耕地を畑として使用する「水田転換畑」が新たな活用策の1つとされています。


水田がもつ排水性や地力を活用できる新たな価値を付加した農作物としてラッカセイ『ナカテユタカ』の栽培を提案し、商品化を通じて6次産業化に取り組み、地域環境の保全や地域が直面する課題解決を探りました。また、今年は農林水産省が主催する「NIPPON FOOD SHIFT FES.兵庫」にも参加し、本プロジェクトの成果を発表しました。

チョコレートは、昨年に引き続き、世界のトップシェフから認められた製品を日本に 紹介している日仏商事(株)のボンボンショコラブランド「CACHALOT(カシャロ)」と共同開発です。
学生が栽培・収穫した『ナカテユタカ』を、プラリネ(ローストした木の実をシロップと絡めペースト状にしたもの)にし、ミルクチョコレートに混ぜ込みました。
味の決め手となるキャラメリゼされた、ラッカセイ『ナカテユタカ』のザクザクした食感と香ばしい香りをお楽しみください。


農学部では、今後も持続可能な食の循環を考え、各地域がもつ優れた伝統食や加工品の開発など、地域資源の創出と6次産業化へつなげ、地域活性化を目指します。


【商品名】
BONBONS de CHOCOLAT (ボンボンショコラ)

【価 格】(大学内販売)
4個入り              1,150円(税込)

10個入り            2,100円(税込)

【価 格】(大学外販売)
4個入り              1,150円(税込)

10個入り            2,300円(税込)

<大学内販売>
■瀬田キャンパス
Global Lounge Kitchen エリア:2023年1月26日 (木)11:30~14:00

■深草キャンパス
樹林前:2023年1月27日 (金)11:30~14:00

<大学外店舗での販売>
・大垣書店(京都本店):2023年2月1日(水)~3月14日(火)

・近鉄百貨店(草津店):2023年1月25日(水)~3月末まで

※いずれもなくなり次第終了