Need Help?

News

ニュース

2023.01.18

2022年度 研究フォーラムを開催しました【龍谷大学 大学院アジア・アフリカ総合研究プログラム】

 2023年1月16日(月)、龍谷大学 大学院アジア・アフリカ総合研究プログラム 2022年度 研究フォーラム「「アジア・アフリカ地域での資源の収奪的利用」を開催しました。

 本研究フォーラムは、龍谷大学 大学院アジア・アフリカ総合研究プログラム(The Graduate Program of Asia and Africa Studies: GPAAS)が主催し、毎年度、アジア・アフリカ総合研究に関連するテーマを取り上げて開催しているものです。

 当日は、第1部を「フィールド調査 成果報告&計画発表」と題して学生による報告・発表を実施しました。
大学院アジア・アフリカ総合研究プログラムでは、アジア・アフリカ地域へのフィールド調査の実施を奨励・援助していますが、2020年度と2021年度は、新型コロナウイルスの影響でフィールド調査が実施できませんでした。
 2022年度は3年振りにフィールド調査を実施することができ、今回の研究フォーラムでは、第1学期にフィールド調査を行った学生による「成果報告」と、第2学期にフィールド調査を行う予定である学生による「計画発表」の報告を行いました。
 学生の成果報告、計画発表の後に、聴講している教員や学生から鋭い質問も出されましたが、発表学生はそれらに丁寧に応答し、今後の研究に活かされる意見交換をすることができました。

 第2部は、本研究フォーラムのメインとなる講演会です。
 今回の研究フォーラムは、野生生物保全論研究会・事務局長である鈴木希理恵氏をお招きし、「絶滅危惧種の国際取引」と題してご講演をいただきました。
 講演者の鈴木氏からは、絶滅危惧種の国際取引の現状やワシントン条約(CITES)の説明、また、野生動物等の商業取引の実態などを詳細に説明いただきました。
 その後、京都大学アフリカ地域研究資料センター・特定研究員である本郷峻氏によるコメント発表がなされ、「野生動物の利用はどこまで許可され、どこから禁止されるべきか」「野生動物との「共存」とはなにか」といった内容を中心に、オンライン参加を含む約20名もの参加者による活発で有意義な質疑応答が行われました。

 本フォーラムはZoomでも同時配信をしました。第2部の講演動画については、以下のリンクより視聴が可能です(第1部については、学内限定のため非公開とさせていただきます)。
 ※動画は学内限定の公開設定になっております。視聴希望者はkyogaku@ad.ryukoku.ac.jp(担当:水野)まで、お名前・ご所属を記載の上、ご連絡ください。
第2部全体
講演「絶滅危惧種の国際取引」(鈴木希理恵氏)
コメント発表(本郷峻氏)
質疑応答


鈴木希理恵氏(野生生物保全論研究会・事務局長)


本郷峻氏(京都大学アフリカ地域研究資料センター・特定研究員)


司会(鈴木コーディネータ)・開会挨拶(濱中AA運営委員会委員長)


学生発表


Zoom配信の様子(ATEMスイッチャーを用いて映像と音声を配信)