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2023.01.23

「全国高校生マイプロジェクトアワード2022 京都府Summit」開催【高大連携推進室】

高校生の探究活動の発表の場である「全国高校生マイプロジェクトアワード2022 京都府Summit」(主催:高校生マイプロジェクト京都実行委員会、共催:龍谷大学他)が1月21日、本学深草キャンパスで開かれました。

「全国高校生マイプロジェクトアワード」(略称:マイプロ)とは、探究学習「マイプロジェクト」を実行した全国の高校生が一堂に会し、活動の発表・参加者との対話を通して次の一歩を考える、日本最大級の「学びの祭典」です。高校生が主体性を持ち、社会に参画するきっかけづくりとして、高校生自身が地域やコミュニティの課題解決のために取り組む場として開催されています。

マイプロは、地域や都道府県に「Summit」が設けられており、「京都府Summit」は「関西Summit」から独立して今回で2回目。第1回はオンラインのでの実施でしたが、今年は対面での会場とオンラインとでハイブリット開催となりました。第2回の京都府Summitには、京都府内在住・在学中の高校生総勢160名以上から80プロジェクトが集まり、府内最大級の高校生による「活動報告・共有プレゼンテーション」大会となりました。

開会式では、共催者である龍谷大学を代表して、入澤崇学長が挨拶で登場。参加する高校生に向けて「未来をつくるのは、君たち若者です。今の世の中、“解答のない問題”をどう解決していくのか、人類の英知が問われています。対話をしつつ、そして自分の探究心を高めながら、その問題に立ち向かってもらえたらと思います。今日は思う存分、皆さん方には大いに力を発揮してもらいたい。頑張ってください」とエールをおくりました。

開会式後はグループに分かれて各会場でセッション(プロジェクト内容の発表と対話)が行われました。セッションでは社会人や大学生がファシリテーターやサポーターとして参加。ファシリテーターは地域や社会で活躍する専門家が、高校生の活動の進化や学びを深めるための問いかけを行い、サポーターが時間をかけて高校生と対話していました。

参加した高校生は「自分の話をきちっと聞いてもらい、第三者から意見をもらえて参考になった」「グループのメンバーが楽しく、仲間に巡り合えて良かった」「最初は緊張したが、最後には楽しく過ごすことができた」との感想を話しており、充実した時間を過ごしたようでした。

閉会式では、「京都府Summit」を運営する高校生マイプロジェクト京都実行委員会の代表の中田愛さん(本学卒業生)から「高校生の皆さんにはこれからもアクションを起こしてもらいたい。その時代だけでなく、学びをあきらめないで社会に一歩踏み出してほしい。皆さんの人生のマイプロはこれから。ぜひアクションを起こし続けてほしい」と応援メッセージを送っていました。

「マイプロ全国Summit」は3月24日から26日の3日間、オンラインにて地域SummitやオンラインSummitから招待された48プロジェクトがプレゼンテーションを行います。「京都府Summit」の代表は、全国Summitへの出場切符をかけて、2月に提出の活動動画の審査を経て、3月上旬に決定します。

「マイプロ全国Summit」への出場切符はどのマイプロチームが手にするのか!注目です。

※「全国高校生マイプロジェクトアワード」についてはこちら


開会式を待つ会場


開会式で挨拶する入澤崇学長(公務のため収録)


開会式後は各教室でセッションを開始


掲示された各チームの「マイプロジェクト」


閉会式後、参加者で記念撮影