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2023.01.23

挑戦のその先に待っていたもの 三木優花さん(政策3年)が「令和5年今宮戎神社福娘」の福娘代表に選出【政策学部】

商売繁盛の神様・戎(えびす)様がお祀りされている今宮戎神社。年間を通じて様々な行事がおこなわれていますが、なかでも有名なのが、毎年1月9~11日の3日間で開催される十日戎(とおかえびす)。この縁日には、毎年約100万人もの参拝者が訪れます。

十日戎に欠かせないのが、「福娘(ふくむすめ)」。福娘とは、戎様との仲人(なこうど)のような存在で、戎様との仲を取り持つだけでなく、戎様の福徳をたくさんの人に授けて回る、大切な役割を持つともいわれています。

福娘の選考倍率は、過去最高で75倍で毎年3,000人を超える応募があるといい、選ばれるのは至難の業…そんな「福娘」からさらに選抜される「福娘代表」に選出された政策学部3年生 三木優花さんにお話をうかがいました。是非ご覧ください。


「福娘代表」に選ばれた三木優花さん(政策3年)

―自己紹介をお願いします。

龍谷大学政策学部政策学科3年生三木優花です。大阪府枚方市出身です。
大学ではドイツのゼミナールや地域活性化のプログラムに参加したり、現在は引退しましたがラケットサークルでは幹部を務めていました。
学外では接客業やライターなど3つのアルバイトをしています。

―「福娘」に応募したきっかけを教えてください。

“今しか挑戦することができないことに挑戦したい“気持ちから応募しました。
私は地元枚方市の観光雑誌で、コロナ禍で売上が減少してしまったお店を中心に取材をし、記事を書いています。ライターのお仕事で、誰かに貢献をすることにやりがいを感じていました。そんなとき、アナウンサーに憧れがあった私は、今宮戎福娘が“関西アナウンサーの登竜門“と知りました。
コロナ禍で特に大きなことに挑戦することができていなかった私にとって、地元を超えた大きな場でやりがいを感じることができる福娘はチャンスでもあり大きな憧れの存在でもありました。


―コンテストの中で特に印象的だったエピソードを教えてください。

審査員の元アナウンサーの方から「リポートしてみて!」と無茶振りされたことです。1906名の中から無事40名の福娘に選出され、3名の代表を決める選考会での出来事です。
私は最終審査の時と同様に、振袖姿で二重跳びをしてパワフルさをアピールしました。15秒の自己PRの後、司会の桂文枝さんと審査員の方とお話をする時間があります。アナウンサー志望と紹介されたことからこの無茶振りが来ました。すぐに地元のひらかたパークの中継リポートをしました。上手くできてはいなかったですが、やり切れたと思っています。
“代表になりたい“という強い思いがこの数秒で伝わったのか、代表に選んでいただきました。
今でも代表になった事実に疑いを持ってしまうほど、実感が持てない驚きを体験しました。


―福娘に選出されてから、ご自身に何か変化はありましたか。

自信がついたとともに楽観的になりました。自分の存在や表現が認められたことで、成功しなかったら恥ずかしいと考えたりすることが無くなりました。
特に印象に残っているのは関西の夕方の情報番組の生中継に出演させていただいたことです。緊張していても、やり切るしかない場面に直面できた貴重な経験でした。生放送ということで一回きりのコメント。噛んでしまっても堂々と話せたら大丈夫と思いながら挑みました。この経験から少し度胸も備わったのではないかと思います。
審査から十日戎当日までの経験は、行動することに対する恐怖心を無くしてくれました。
心配性で悲観的になりやすい性格でしたが、案外やってみればどうにかなると物事を気楽に考えることができるようになりました。


―福娘に選出されたことについて、周りの反応はいかがでしたか。

家族や友達が想像以上に喜んでくれ、応援してくれました。
特に小学生の弟はクラスのみんなに言いふらすほど喜んでくれて嬉しかったです(笑)実際に、十日戎の三日間では家族を含め毎日何人もの友達が今宮戎神社を訪れてくれました。生中継に出演させてもらったときには、たまたま見てくれていた友達が動画を撮ってくれ「ゆうか出てる!」と嬉しがってくれました。
自分のことのように喜んでくれる人たちに恵まれていることを改めて実感でき、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。


―福娘の活動を、今後の学生生活にどのように生かしていきたいですか。

目標を持って結果につなげることを大切にしたいです。
今回福娘を受けるにあたって、代表になるという目標を達成しました。福娘の活動を通して、目標を持ってひとつひとつ達成することの楽しさを得ることができました。常に目標を持つことでモチベーションを保つことにもつながると感じたので、幅広いことに興味を持ちじっくり向き合えるようにしたいです。そして後のことは考えすぎず、興味を持ったら取り組んでみようと思っています!


―これからの学生生活について、目標、意気込みをお願いします!

“才色兼備な女性に近づけるように努力を楽しむ!今しかない時間を大切にする!“

就活真っ只中で自分と向き合う時間が増えるからこそ、これまで以上に好きな時間を大切にしていきたいと思っています。友達、家族との時間、もちろん自分の時間も。
学生生活終了まで後一年という限られた期間の中で、今しかない瞬間をたくさん残していきたいです。大学に行き、バイトをして、大切な人たちと過ごす毎日は追いつけないほどあっという間でした。学生ラストの一年は、そんな毎日を当たり前と思わずに過ごしていきたいです。
パーソナルカラリストの資格勉強、自分磨き、海外旅行、好きなメイクとファッション、思い出をフィルムカメラで残す、、、今、好きなことをたくさん吸収する濃い時間を過ごしたいです。学生生活で吸収したことを、社会人になって繋げていくことが楽しみです。