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2023.01.24

【こども教育学科】2年生による実習報告会―学び続ける保育者を目指して―

 12月14日(水)2・3講時にこども教育学科1・2年生合同で実習報告会を行いました。
こども教育学科の実習指導においては「やりっぱなしにしない実習教育」を掲げ、実習での学びを振り返り、仲間と共有して、自らの課題を見出すプロセスを、学科創設以来、大切にしています。この日の実習報告会では2年生だけでなく、はじめての実習を控えた1年生からも数多くの意見や質問があり、活発な議論が交わされ、両学年とも充実した学びを得る機会となりました。
学生は少人数のクラスに分かれて担当教員の見守りのもと、主体的に実習経験についてじっくりとディスカッションした上で問題提起するテーマを決め、そのテーマについての調査、資料収集、検討をふまえレジュメを作成、報告会でプレゼンテーションを行います。教員主導ではなく学生が主体的に、クラスの仲間と対話を重ねて学びを共有します。

子どもと子育て家庭の幸福のために私たち保育者には何ができるのか、乳幼児の人権を尊重しつつ保育を行う専門家としてのあり方を熟考させられるテーマが多数取り上げられました。実習報告会で取り扱う問題は、すぐに結論が出せない命題ばかりですが、卒業後も「結論の出ない問い」を忍耐強く追究し続け、学び続ける保育者になってほしいと願っています。


実習報告会の様子

実習報告会の様子