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2023.01.27

総合旅行業務取扱管理者試験に5名の国際学部生が合格しました【国際文化学科】

令和4年度総合旅行業務取扱管理者試験の結果が発表となり、国際学部国際文化学科生5名が見事合格しました。令和3年度の合格学科生は2名だったので、大躍進です。
旅行業務取扱管理者試験には、国内の拠点区域内の旅行業務のみ取り扱える地域限定旅行業務取扱管理者、国内の旅行業務のみ取り扱える国内旅行業務取扱管理者と、
国内と海外の両方の旅行業務を取り扱える総合旅行業務取扱管理者の3種類がありますが、「総合」が一番範囲も広く合格の難しい資格です。
令和4年度は、一回の受験で総合旅行業務取扱管理者資格の取得をめざす「全科目受験者」2,064人中、合格者が278人と、13.5%という難易度の高い合格率です。
全科目受験した大学生の合格者は38名なので、そのうち10%を超える合格者を龍谷大学国際文化学科の在学生が占めているわけで、まことに喜ばしい限りです。
国際文化学科では、2019年度から国際ツーリズムプログラム(ITP)を開設し、同プログラム内に試験対策となる4科目をはじめ、観光に関する科目を数多く設け、
修了要件を満たした学生には「国際ツーリズムプログラム修了証」を発行するなど、学生の観光業界への関心の高まりに対応してきました。withコロナ時代の観光気運の再開も見据え、一層の取り組みを進めていきます。

★合格した5名のうち3名にインタビューしましたので、進路選択や資格取得の参考にしてください。
【合格者の声】


Oくん(国際学部国際文化学科3回生)

Q1 なぜ総合旅行業務取扱管理者をめざそうと思いましたか?
大学在学中に何か資格は取りたいとずっと思っていました。その時にこの資格の大学の授業の中で存在を知り、
総合旅行業務取扱管理者を取得しようと思いました。

Q2 この資格取得に向けて、工夫したことや効果があったことは何ですか?
工夫したことは、語呂合わせで覚えたことです。旅行業法や約款は覚えにくく、ややこしい内容が多いので、自分で語呂合わせを作って覚えました。
効果があったと思うことは、実務分野での範囲である観光地の勉強はテレビを見たり、どのようなものか検索してみることです。
参考書だけではあまり覚えられなかったので、女優の杏さんがナレーションを務めている番組や、クイズ番組に出てきた観光地や参考書に載っている観光地を検索して覚えました。

Q3 現時点で、将来どのような方面に進もうとお考えですか?
資格を活かせる旅行業界に進みたいと考えています。

Q4 国際文化学科を目指す高校生にひとことメッセージをお願いします。
国際文化学科では、宗教やメディアに関することなど幅広く学ぶことができ、この国家試験にかかわる授業を担当している先生の説明もわかりやすく、
合格しやすいと思います。自分が入学した頃は特にしたいことがなかったのですが、国際文化学科に入学して、自分のやりたいことを見つけることができました。
高校生の皆さんの中には将来のことがぼんやりとしているという人がいると思いますが、この学科ではしたいことが見つけられると思います。
高校生の皆さんが国際文化学科に入ってくれることを期待しています。受験勉強頑張ってください。


Mくん(国際学部国際文化学科3回生)

Q1 なぜ総合旅行業務取扱管理者をめざそうと思いましたか?
昨今、コロナ禍の影響により萎んでいた旅行の需要が世界的に復活を遂げ、さらなる需要が見えたことにより、
旅行業界に就職したいという願望を叶える第一歩だと思い総合旅行業務取扱管理者を目指そうと思いました。

Q2 この資格取得に向けて、工夫したことや効果があったことは何ですか?
資格取得に向けて工夫したことは、複数科目があったのでその中で苦手な科目を作らないということでした。
合格するためには全ての科目6割以上取らなければいけないという厳しい条件を突破する必要があるので、
一つでも苦手だなと思ってしまうと大変なので先に苦手だなと思う科目は重点的に勉強して全ての科目を得意になろうと思いました。
点数を伸ばす上で効果があったことは、反復練習をすることです。
一つの単元を集中してするのではなく教科書一冊をまず頭になんとなく入れてから思い出しながら2周目という風にしていくと力がつきました。

Q3 現時点で、将来どのような方面に進もうとお考えですか?
現時点で、将来は旅行業界に進もうと考えています。

Q4 国際文化学科を目指す高校生にひとことメッセージをお願いします。
龍谷大学の国際文化学科では、語学や観光、メディア、文学や芸術など幅広い分野について学び、知識を深めることができます。
また、TOEICなど語学スキルの資格や旅行関係の資格など様々な資格にチャレンジする人も多く、留学をする人もたくさんいます。
国際学部ということもありグローバルな活躍を目指して入学する人も多くいるので、そういった仲間と切磋琢磨できる環境で、自分の挑戦したいことができる場所です。
コロナ禍ではありますが、少しずつチャレンジできることが増えてきているので、きっと学びたいことが見つかると思います。
たくさんの希望を持ったみなさんがこの国際文化学科の仲間になってくれることを楽しみにしています。


Kさん(国際学部国際文化学科4回生)

Q1 なぜ総合旅行業務取扱管理者をめざそうと思いましたか?
コロナ禍において旅行へ行くことが難しかった数年ですが、その中でも旅行意欲は高まり続けており、この意欲を他のことに使えないかと思案していました。
その時にこの資格を見つけ、将来、地域活性化などの仕事に就きたいと考えていたため、この資格を役立てることが出来るのではないかと、取得することを決意しました。

Q2 この資格取得に向けて、工夫したことや効果があったことは何ですか?
私が最も苦労した部分は観光地理でした。実際に問題を解くだけでは覚えにくかったため、写真や動画、地図を見て、よく間違える観光地を復習しました。
過去問を何度か解いていると、似たような選択肢が増えてくるため、それらの違いをしっかりと理解し、ノートにまとめたりしたことが効果的だったのではないかと思います。
また、私は他の合格者の方と異なり、国内旅行業務取扱管理者試験に昨年合格していたため、科目免除を活用して合格に至りました。
昨年も総合旅行業務取扱管理者試験には挑戦していたため、意図的に免除を活用した訳ではないのですが、2科目のみの受験となるため、一つ一つに時間をかけて細かな部分まで学習することが出来ました。
工夫ということではないですが、国内旅行業務取扱管理者を取得してから翌年に総合旅行業務取扱管理者を取得するのも、一つの方法ではないかと思います。

Q3 就職の内定先はどこですか?
近江鉄道株式会社です。

Q4 国際文化学科を目指す高校生にひとことメッセージをお願いします。
国際文化学科は学べる内容が多種多様です。学びたいことが決まっている方は関連科目をより深く学ぶことができ、幅広い分野の授業が開講されているため、
まだ決まっていない方でも自分の学びたいことが必ず見つかるはずです。ここ数年は何かと制限が多く、思い通りの学校生活は送れてないと思いますが、
限られた残りの高校生活を思う存分楽しんでください。そして卒業後は、国際文化学科の仲間となり、充実した4年間を過ごしてくれることを願っています。