Need Help?

News

ニュース

2023.02.10

高大連携協定校・京都府立桂高校の研究発表会に教員らが講評者として参加【高大連携推進室】

本学と高大連携協定を締結する京都府立桂高等学校(京都市西京区)で2月9日、同校の「総合的な探究の時間」における最終研究発表会が開催され、本学から教員や大学院生・学部生と高大連携フェローの13名が講評者として参加しました。

同校では、「創造的思考力」「論理的思考力」「協働的思考力」「表現力」「時間管理力」の5つの力の習得をめざす探究プログラムとして「桂リサーチプロジェクト(KRP)」に取り組んでおり、授業では1年を通して、生徒が探究テーマの設定や仮説の設定、実験や実証を通じて結論を導きだします。

本プログラムに参加する同校2年生は10月に中間発表会を行っており、今回の最終研究発表会が活動の集大成となります。最終研究発表会はポスターセッション形式で行われ、会場となった体育館には83もの探究テーマが並べられ、参加した生徒約350名がそれぞれのポスターを前に、探究内容の紹介や質疑に応えるなど真剣に取り組んでいました。

最終研究発表会では、中間発表会でも講評者として参加した先端理工学部の藤原学教授(応用化学課程)や高大連携フェローに加え、先端理工学部の教員や学部生、先端理工学研究科や農学研究科の大学院生13名が高校で定められてルーブリックをもとに評価することとなっており、高校生の説明に熱心に耳を傾けていました。

講評者の代表として最後に挨拶に立った藤原教授は「どれも素晴らしい内容で全国でも通用するレベルだった。本当はすべての研究成果を聞きたかったが、時間の関係で全部聞くことができず残念。非常に興味深く説明を聞かせていただいた」と高評価のコメントを送りました。

桂高校2年生の皆さん、1年間のKRP活動お疲れさまでした!

 


開催の挨拶をする京都府立桂高校の山下勉校長


講評者として紹介される龍谷大学からの参加者


メモを取りながら話を聞く藤原教授(中央)


ポスターセッションの様子


2年生の研究成果を見ようと会場には1年生の姿も


講評者を代表して講評を行う藤原教授(壇上)