2023.02.21
【書籍紹介】新刊『19世紀アメリカ作家たちとエコノミー 国家・家庭・親密な圏域』(真田満共編著、池末陽子共著)のご紹介【文学部】
『19世紀アメリカ作家たちとエコノミー 国家・家庭・親密な圏域』が、2023年2月に、彩流社より刊行されました。
全三部からなる論集で、「「エコノミー」の視点から、19世紀アメリカ文学を解きほぐす」ものとなっています(内容紹介)。
共編著者の一人真田満氏(本学文学部非常勤講師)は、「まえがき」と論文「メルヴィルの家計/家庭の問題とフランクリン批判」を、さらに共著者の一人池末陽子氏(本学文学部准教授)は、論文「成功者への道――ポーの「実業家」にみるウォール・ストリート風のビジネス手法」を、執筆しています。
「十九世紀アメリカ型資本主義社会下に置かれた作家たちの経済問題、彼らが生活を営む家における家政の問題、および家族や親類縁者、友人たちとの親密な関係における金銭問題」(まえがき)にご関心のある方は、ぜひ本書をご覧ください。