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2023.02.24

関係校・岐阜聖徳学園高校の「仏教SDGs」京都フィールドワークで連携【高大連携推進室】

本学との宗門関係校である岐阜聖徳学園高校の「仏教SDGs」をテーマとした京都市でのフィールドワークが2月21日、深草キャンパスを拠点に実施されました。本学と岐阜聖徳学園高校との「仏教SDGs」で連携した取り組みは初となります。

同校は龍谷総合学園の一校として、仏教SDGsの精神を体験する教育に取り組んでおり、本学が「自省利他」を礎に社会に貢献できる人や活動を生み出す仏教SDGsの活動「ReTACTION(リタクション)」に関心を寄せられたことがきっかけで連携が実現。今回は商業科の2年生25名が来学しました。

同校の生徒は深草キャンパスに到着後、本学の卒業生や学生が社会的課題を解決するために立ち上げたソーシャルベンチャーを調査すべく3班に分かれて活動を開始しました。第1班は、本学在学時に起業したコーヒー専門店「Laughter」(加茂川店)を訪問。第2班は同じく在学中に起業した靴磨き専門店「革靴をはいた猫」(大丸京都店)の仕事を見学しました。第3班はキャンパスに残り、京都の廃棄衣服から家具を製作する学生ベンチャー団体「京結える」の代表から話を聞きました。

フィールドワークを終えた生徒は再び顕真館に集合し、入澤崇学長による「未来への扉 -仏教SDGsが切り拓く世界に向かって-」の講義を受講。入澤学長は本学の数ある仏教SDGsの実践活動を紹介しつつ、「社会に関心を持ち、自分は社会に何ができるかを常に考えてほしい。そのためにもしっかりと学びを深めてください」とメッセージを送りました。

その後は場所を和顔館に移し、国際交流として、ウクライナからの留学生から同国の文化について紹介を受けました。そのお返しとして、生徒代表が岐阜県の紹介を英語でスピーチし、飛騨土産の「さるぼぼ」を手渡すなど和やかなひと時を過ごしました。

参加した生徒は「楽しかった。もっと時間があればよかった」と充実した様子。同校の担当教員からも来年も引き続き規模を拡大して実施をお願いしたいとの声をいただきました。参加された生徒の皆さん、引率の先生方、一日の活動お疲れさまでした。

高大連携推進室では、龍谷大学が進める「仏教SDGs」を少しでも多くの高校生に理解してもらえるよう活動していきます。


大学到着後に深草キャンパスを見学


「京結える」の代表から話を聞く生徒


入澤学長による仏教SDGsの講義


ウクライナ留学生が国の文化を紹介


お返しに岐阜の地域や文化を留学生に紹介


飛騨土産の「さるぼぼ」を留学生に手渡す


最後はウクライナ留学生と記念撮影