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2023.03.15

文学研究科博士課程の学生がコミックエッセイを出版『ヤンキーと住職』【文学研究科】

本学文学研究科博士課程の近藤義行さんがコミックエッセイ『ヤンキーと住職』をKADOKAWAより出版いたしました。

 

ヤンキーと住職が仏の教えを学び合うストーリーとなっており、マンガで楽しく仏の教えを学べる内容となっております。

 

 

出版社による同書の内容説明は以下の通りです。

 

「浄土真宗僧侶が描いた、マンガで楽しく学べる仏の教え。仏教好きヤンキーと頭でっかち住職の対照的な2人が、それぞれの視点で仏の教えを解釈していく。
著者がこれまでSNSなどで発表してきた『ヤンキーと住職』の各エピソードを大幅に改訂。話題になった『寺の危機』などを収録するほか、ヤンキーと住職のその後を描いた52ページの描き下ろし新作マンガも掲載。」

 

 

 



 

また、本を出版された近藤さんからコメントをいただきました。

 

 

「文学研究科修士課程(真宗学)を修了した後、宗門の中学・高校で働いてきました。数年前から近藤丸というペンネームで、中学生・高校生達と宗教の授業で考えてきた内容をマンガで伝えるという活動をしてきました。この度『ヤンキーと住職』という単行本を出版することになりました。『仏教の世界に出会う一歩を若い人たちに持ってほしい』という思いもありますが、根本的にはこのマンガは自分のための授業ノートと捉えています。偶然、縁があり多くの人に読んでもらえるようになりましたが、その中で色々と悩むようにもなりました。マンガにするということは、分かりやすく伝えるという良さがあるという声を頂きます。しかし、漫画にするからこその危うさ、『分かりやすさの危険性』ということがあると考えています。答えの出ない問題を考え続けていくということが仏教を聞く上で大切なことだと考えますが、マンガではどこかその事が欠落してしまうような危険性も感じるのです。そうした問題性も、コラムとして本書の中に綴りました。是非ご一読いただき、ご叱正いただければ幸いです。聖典に尋ねるという姿勢を大切にしながら、学びを続けていきたいです。」

 

 

出版社のホームページから試し読みが可能です。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322207001166/

 

 

ぜひご覧になってください。