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2023.03.22

「政策実践・探究演習」(海外)フィンランドPBL 現地レポート②【政策学部】

政策学部では、フィンランド・ラハティ市にあるLAB応用科学大学で国際CBLプログラムを開講しています。2023年3月18日~28日の現地プログラムについて参加学生の報告を発信しています。

3月20日(月)
LAB応用科学大学からは21名の修士学生(全員社会人経験有)がプログラムに参加しています。
エラスムス・プログラムで英国・フィンランド・スペインの3か国の大学院で学ぶコースです。1週間18か国から来られていて国際色豊かな院生の方々と一緒に学びます。午前中、ぞれぞれの自己紹介に続いて、8つのグループに分かれました。午後には、ラハティ市役所でお話をうかがった後、バスで市内観光をしました。その後歓迎夕食会を開催いただきました。なお、本プログラムは、LAB応用科学大学とLORCとの共同研究を通したネットワークから実現したものです。




【参加学生からの報告】
ホテルで朝食を食べ、私たちのサポートをしてくださるアレキサンドラさんとバスで大学へ向かいました。あちらの修士学生さんたちはとてもフレンドリーで優しくて、自己紹介の時間が終わるなり同じグループになる人達が話しかけに来てくれました。英語できちんとしたコミュニケーションをとるのは初めてで、何回も聞き返してしまいましたが笑顔で応じてくれました。午後は市役所の方からラハティの先進的な都市計画についてお聞きしました。英語を長時間聞き続けるのは大変でしたが、質疑応答では修士学生さんたちが様々な質問をして双方向に話し合っている様子を見て、もっと英語に慣れて内容をより理解できるようになりたいと刺激を受けました。

今日はLAB応用科学大学の留学生と初めて顔を合わせました。みなさん気さくに話しかけてくださり、私の辿々しい英語を理解しようとしてくれていて、とても嬉しく思いました。午後のフィールドワークでは、ラハティ都市計画事務所での都市計画の紹介を聞きに行きましたが、全て英語ということもあって、理解するのにものすごく苦労しました。その後、バスでラハティ市内を案内していただき、ラハティのことをもっとよく知ることができました。今日あったことを踏まえて、明日はLAB応用科学大学の留学生の方と積極的にお話をし、講義・フィールドワークにもついていけるように頑張りたいです。






3月21日(火)
午前中は、欧州グリーン首都としてのラハティ市の政策や取り組みについてと、ラハティ市とLAB応用科学大学においての循環型経済(circular economy)についての講義のあと、キャンパス内の循環型経済を実現するためのラボを訪問しました。午後は、午前中の講義に関連する施設である、ごみ処理施設(Kujala wastetreatment plant)と水道センター(Lahti Aqua office)を訪問しました。




【参加学生からの報告】
今日はフィンランドに来てから初めて太陽の光を浴びた日でした。昨夜のウェルカムパーティーを経て、留学生とも日本人学生ともより仲が深まり、授業やフィールドワークだけでなく昼食や移動時間も充実していました。英語の話すスピードが早くて聞き取れなかったり、早くも日本が恋しくなったり、それぞれ困難に直面しながらも、お互いが助け合い楽しい1日にすることが出来たのがとても印象に残りました。

今日は初めてのフィールドワークがありました。私にとっては大学生活で初めてのフィールドワークだったので、楽しみに思いつつ、説明された内容が正しく理解できるのかと不安を抱いていましたが、現地に訪れたり、教授や同じグループのメンバーが補足して下さったおかげで非常に有意義な時間を過ごすことができました。 また、休憩時間に大学内にある卓球やピアノを弾いたりして息抜きをすることもでき、メリハリのついた1日を過ごせたと思います。明日も引き続き講義とフィールドワークがあるので、気を引き締めて色んなことを吸収していきたいです。

【執筆者】
兒嶋菜々香(政策学部2年生)
佐藤心音(政策学部2年生)
中原千尋(政策学部2年生)
竹川由季乃(政策学部2回生)