2023.04.04
石原ゼミ交通プロジェクトの学生が(公財)関西交通経済研究センター2022年度懸賞論文優秀賞を受賞【政策学部】
このたび石原ゼミ交通プロジェクトのメンバーが(龍谷大学政策学部石原ゼミナール4回生:田浦亘、池上将史、小味渕悠希、寺西亮太)公益財団法人関西交通経済研究センター主催の2022年度懸賞論文で優秀賞を受賞しました。
論文のタイトルは以下のとおりです。
「鉄道事業者以外が管理する鉄道駅の運営に関する提言-西日本の簡易委託駅を事例として-」
本論文では、切符の販売業務や駅舎の管理業務などを地方自治体や地元団体等に委託している鉄道駅である簡易委託駅に着目し、西日本を中心とする全国各地の簡易委託駅計26駅へのフィールド調査を行い、簡易委託駅の運営の実態を明らかにするとともに今後の鉄道駅の運営のあり方について提言を行ったものです。
地方を中心に鉄道の運営のあり方が問われている中、交通事業者以外の主体による鉄道駅の管理の実態を明らかにできた点とフィールド調査の結果に基づいて鉄道駅の管理運営のあり方に関する具体的な提言を行った点を中心に高く評価していただきました。
表彰式は2023年3月28日に中央電気倶楽部にて開催され、賞状と副賞の受賞だけではなく、交通運輸関係者へのプレゼンテーションも行い、鉄道駅の運営のあり方について活発に議論することができました。
表彰式の様子については関西交通経済研究センターのホームページに掲載されています。
http://www.kankouken.org/business/ronbun_index.html
今回の受賞はゼミにとって大きな励みとなり、交通分野においても栄誉ある賞を受賞できたことに、受賞した学生・指導教員共にとても感動しています。
今後も政策学部石原ゼミの活動に要注目です。