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2023.04.18

新型コロナの5類引き下げ前日に亡くなられた方に思いを寄せ、誰もが悲しみを語れる社会を目指す講演会・討論会を開催 講演にはノンフィクション作家・評論家の柳田邦男氏が登壇 5月7日(日)龍谷アバンティ響都ホールにて

【本件のポイント】

  • 新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の命に思いを寄せつつ、どのようにWithコロナ時代を生きていくのかをテーマにした講演会・討論会を龍谷大学アバンティ響都ホールで開催
  • 第1部講演会では、ノンフィクション作家・評論家の柳田邦男氏が「人権としての死と別れ-コロナ時代の人間の尊厳を問う」をテーマに講演。コロナ禍の問題点に人権の観点から切り込む
  • 第2部討論会では、多様な立場から新型コロナと向き合ってきた登壇者らを交え、私たちはどのように生きていけば良いのかを考える機会に


【本件の概要】
 2023年5月7日(日)、龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター(①は、「忘れないで!亡くなった人のことを〜Withコロナ 誰もが悲しみを語れる社会へ〜」講演会および討論会を開催します。
 新型コロナウイルス感染症の発生から3年余りが経ち、5月8日から感染法上の分類を季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることが決まりました。私たちの生活や感染対策は、個人の判断にゆだねられ、人々の往来も自由になっていきます。誰もが望んだコロナ前の生活が目の前まで来ています。
 しかし、私たちはこの3年間で多くのものを失いました。自由、信頼、希望、未来…。そして最大の喪失は「死」です。3年間で多くの方が亡くなられました(2023年4月1日現在73,939人)。コロナで亡くなられた方は、感染防止の観点から、親しい人に看取られずに対面は遺骨になってからということもありました。医療機関のひっ迫によって病院で治療を受けることもできなかった人たちもいます。人間としての尊厳や多くの権利を奪われた人たちがいたことを私たちは決して忘れてはならないと考えます。
 亡くなられた方の一人一人の命に思いを寄せつつ、どのようにWithコロナを生きていけば良いのか、を皆で考える機会にいたします。

【実施内容】
(別添チラシ参照 | WEB:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-12497.html

 

日時:2023年5月7日(日)13:30〜16:30 /13:00開場

 

会場:龍谷大学アバンティ響都ホール
 京都市南区東九条西山王町31 アバンティ9階(JR京都駅 八条東口より徒歩約1分)
 ※同ホール(アバンティ9階)へは、店内東側エレベータをご利用ください。
 アクセス:https://www.ryukoku.ac.jp/ryudaihall/access/

 

定員:300名(先着順)※後日編集済みの録画配信あり

 

参加費:無料

 

主催:龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター

 

共催:関西遺族会ネットワーク コロナウイルスで大切な人とお別れをした人のためのつどい場、新型コロナウイルス感染症自宅放置死遺族会

 

プログラム:
第1部・講演会(13:30〜14:40)
 「人権としての死と別れ-コロナ時代の人間の尊厳を問う」
 講師 柳田邦男氏(ノンフィクション作家・評論家)
第2部・討論会(14:50〜16:30)
 「感染症5類引き下げ前日に語る Withコロナ 誰もが悲しみを語れる社会へ」
 コーディネーター 黒川雅代子氏(本学短期大学部教授・社会的孤立回復支援研究センター長・関西遺族会ネットワーク代表)
登壇者
 柳田邦男氏(ノンフィクション作家・評論家)
 守上佳樹氏(KISA2隊 オヤカタ 医師)
 杉本大樹氏(新型コロナウイルス感染症遺族支援者)
 高田かおり氏(遺族・新型コロナウイルス感染症自宅放置死遺族会共同代表)
 島田招子氏(関西遺族会ネットワーク コロナウイルスで大切な人とお別れをした人のためのつどい場 参加者)

参加方法:
会場参加・編集済みの録画配信を希望される方は、以下のフォームから5月7日(日)正午までに申込みください。録画配信については、後日、配信のURLをメールでご連絡します。
Web申し込みが難しい方は、お電話にてお申し込みください。
https://forms.gle/UDGyZabv7wtn8Q838


【用語解説】
①龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター
2022年4月に発足した当センターは、2020年に始まるコロナ禍に伴う環境の急激な変化のなか、新たな社会問題となっている「社会的孤立」を研究対象とし、個々の孤独から社会的孤立に至るメカニズムの解明や、回復のための理論仮説の検証、支援ネットワークの構築などに取り組んでいます。
2023年3月11日には、西本願寺において「新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の追悼会」と遺族と医療・福祉従事者を対象とした「わかちあいの会」を実施しました。

【関連ニュース】「新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の追悼会」開催レポートを公開
https://sirc.info/news/20230311rindou_report

【黒川教授Newsletter】コロナ禍で急増する 「あいまいな喪失」 とは 。
https://www.ryukoku.ac.jp/news/detail/en12125/newsletter.pdf

問い合わせ先:

龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)
Tel 075-645-2154  E-mail  sirc@ad.ryukoku.ac.jp     HP https://sirc.info/


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【チラシ】龍谷大学社会的孤立回復支援研究センター主催「忘れないで!亡くなった人のことを〜Withコロナ 誰もが悲しみを語れる社会へ〜」