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2023.05.26

政策実践・探究演習(国内)人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクトがファシリテーション研修を実施【政策学部】

2023年5月11日(木)に外崎佑実さんを講師に迎え、グラフィックファシリテーション、グラフィックレコーディングの研修を行いました。今年度は対面で12名の学生が参加しました。

人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクトは市民参加と協働のまちづくりを目指しながら学生だけでなく地域社会や市民も学び成長していく活動を行っています。
学生達はプロジェクトの活動の中で今後、様々な話し合いの場に出ていくことになります。ファシリテーショングラフィックの様々な基本的テクニックに始まり、話し合いの中で自分たちが果たす役割や市民の話し合いの現場に臨む姿勢などを学ぶ今回の研修は、学生達の1年間の活動にとって非常に重要な一歩目となりました。

プロジェクトに参加したばかりの学生が多い中で、話し合いの場で学生達が担う役割である「ファシリテーター」「グラフィッカー」について、また、今回の学びを活かして、今後地域で実践していく「グラフィックファシリテーション」とはどういったものなのかについての説明がありました。端々に外崎さんの豊かな経験や現場で鍛えられた知識を感じられ、「対話や場を促進する、話の流れを作る」というファシリテーションと「話を書いて/描いて可視化する」グラフィックの2つの技術を修得することで、話し合いの場をつくっていくという自分達の身につけるべき能力を自覚することが出来たのではないかと思います。

実際にペンを握って、初めは基礎として線から図形、そして本番の話し合いの現場でも使うことを想定した人や矢印やアイコンまで、外崎さんの見本を見たり、あるいはアドバイスをもらったりしながら模造紙一杯に練習しました。学生同士でもちょっとずつ描き方が違い、そうした点でお互いに楽しい雰囲気の中で意見を交わし合っている様子も見られました。

学生達からの実践を意識した具体的な質問にも丁寧に、ご自身の知識と経験、エピソードなども豊富に交えながら回答頂き、学生達もより一層話し合いの場でどういったことをすれば良いのか、イメージが明確になったのではないかと思います。

全体を通して、大変丁寧な外崎さんの姿勢からも学生達は多くのことを学ぶことが出来たのではないかと思います。教えて頂いた場のつくり方に関する色々な技術や考え方や可視化のチカラを活用する様々なテクニックを駆使して、学生や地域が共に成長できる場を創っていきたいと思います。