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2023.06.07

【社会福祉学科】ハンセン病についての特別講義を実施

「いのち」を考えるための実践的教育プログラムの一環で、5月31日(水)に国立療養所長島愛生園の学芸員の田村朋久さんに講義をお願いしました。
かつて長島愛生園は、ハンセン病の療養所でした。現在は、ハンセン病は完治し、後遺症を持った方々が生活されています。
ハンセン病は感染力が弱く、また特効薬の開発によって、すでに完治する病気になっていました。
しかし、その後も国の政策によって、ハンセン病にかかった人は長期にわたって隔離生活を強いられてきました。
そのため、ハンセン病の方や家族は、社会からの強い偏見・差別に苦しんでこられました。
残念ながら偏見・差別は過去のことではありません。
田村さんは、偏見・差別を防ぎ、人権が尊重される社会にするためには、「正しい理解を持ち人権感覚に基づき行動する」ことが大切であると強く語ってくださいました。
一部のゼミでは、夏の見学実習で、愛生園を訪問することになっています。


ハンセン病についての特別講義の様子


ハンセン病についての特別講義の様子


ハンセン病についての特別講義の様子


ハンセン病についての特別講義の様子