2023.06.12
【ノータバコ02】再確認、タバコ煙の成分
「タバコは有害」と言われますが、あらためてタバコの煙に含まれる成分を確認してみましょう。
- 身の回りにあるものだと、悪臭源やし尿である「アンモニア」
- シックハウスの原因や塗料である「ホルムアルデヒド」
- シンナーの主成分である「トルエン」
- 消毒殺虫剤の主成分である「フェノール」
- ガソリンの成分である「ベンゼン」
- 殺そ剤である「シアン化水素」
- 電池に使われ、イタイイタイ病の源にもなった「カドミウム」
- 車の排気ガスのひとつ「一酸化炭素」
- ごみ焼却煙に含まれる有害物質「ダイオキシン」
を含む、4,000種類以上の化学物質、60種類の発がん性物質がタバコの煙には含まれています。
このようなものを体内に摂りこむということの危険性。
副流煙として周りにまき散らしていることの危険性。
喫煙する人は、タバコを吸うときに、このことを考えてみてください。
参照:
喫煙と健康問題に関する検討会議 たばこ煙の成分 新版喫煙と健康 37, 2002
厚生労働省:健康ネット http://www.health-net.or.jp/tobacco/21c_tobacco/1st/23.html
日本内科学会旧認定内科専門医会タバコ対策推進委員会制作/喫煙と健康に関するスライド集より