2023.06.22
日ASEAN特別ユースフォーラムへの参加【法学部】
今年は、日ASEAN友好協力50周年にあたります。これを記念して、日ASEAN特別法務大臣会合が7月に法務省により開催されます。これにあわせて、日本とASEAN国の大学生・大学院生を対象とした日ASEAN特別ユースフォーラムが東京で行われます。
法務省による特別ユースフォーラム参加への呼びかけに対し、牛尾ゼミ・古川原ゼミ・山田ゼミを中心に、本学2年生、3年生、4年生から合計8人が手を挙げました。わずか一週間で、英語での自己紹介動画と履歴書を作成し、全員が審査を通過して参加が決まっています。
今回の特別ユースフォーラムでは、特別法務大臣会合のテーマ「法の支配を推進するための日ASEANの連携強化:友好協力50周年後の新たなフェーズへ」に対応して、若者たちが「司法へのアクセスを強化するためのリテラシーの構築―デジタル時代における法の支配への鍵―」について2日間に渡って議論を交わします。
本番まであと2週間となった現在、参加学生達はテーマについての勉強会と英語の練習に全力を注いでいます。ユースフォーラムにかける熱意を、4年生の中原さんが語ってくれました。
ーーーー
日ASEAN特別ユースフォーラムに向けて
今の時代を生きる若者は、世界で起こる問題にどのような意識を向けているのだろうか。
新聞やニュースで報道される意見は、若者が考える意見と実際に一致しているのだろうか。今回のユースフォーラムでは、それを確かめることができる絶好の機会になるのではないかと考えている。ユースフォーラムでは、目覚ましく発達する情報社会での司法の在り方を考えることを主軸に、人権意識や未来の世界の姿について議論がなされる予定だ。海外の学生と「司法」という話題について直接議論する機会はめったにないため、どのような議論ができるのかを非常に楽しみにしている。
日本やASEAN諸国は、多くの場合アジアの国の一部として同一視されてしまうことが多い。しかしながら、一つの国や一人の人という単位で見た場合、文化や歴史もが違うため、現在世界で起こっている問題についても考え方は人それぞれであり、持っている意見も違うのではないだろうか。このユースフォーラムでは、実際に様々な国の学生の意見に耳を傾け、自分自身の意見と比較し、発信することを目的としている。そのため、多くの意見に触れ、学び、受け入れるという広い視野を持ってこのユースフォーラムに臨みたい。また、グローバルな視点を養うチャンスにしたいと考えている。
(牛尾ゼミ4年生 中原実華さん)
ーーーー
開催後には、学生からの参加レポートを公開する予定です。