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2023.06.30

2023年度龍谷大學佛教學會仏教学大会の開催【文学部】

 

2023年5月25日(木)13時30分から、大宮学舎本館2階講堂にて、若原雄昭本学名誉教授をご講師としてお招きし、2023年度龍谷大學佛教學会仏教学大会を開催しました(共催:世界仏教文化研究センター 基礎研究部門 大蔵経総合研究班・龍谷学会)。

 


 

ご講題は「菩薩の学びと自利・利他行」で、インド仏教における「学」と「戒」の緊密な関連性に着目され、それを念頭に置いて瑜伽行唯識学派の文献である『菩薩地』に見られる自利・利他行についてお話しいただきました。


仏教学科の学生を中心に150名を超える方々にご参加いただき、とても充実した大会となりました。

 

龍谷大學佛教學會は年2回、こうした講演会や会員による学術研究発表会をおこなっています。また、毎年、学会誌『佛教學研究』を刊行しています。

 



 

また、同日12時45分から、大宮学舎本館2階講堂にて、上山大峻龍谷大学名誉教授の追悼法要が執り行われました。

上山大信(鯉原山浄泉寺住職)様をはじめとするご遺族にご臨席いただき、本学教員、瑞門会関係者、学術交流のあった先生方、門下生などが参列しました。

 

 

上山先生は1968年に本学短期大学部に着任され、2003年にご退職になるまで、35年間にわたって教育・研究にご尽力なされました。その間、仏教学の発展への寄与や学生・大学院生のご指導は言うまでもなく、学生部長、宗教部長という要職を歴任され、1999年からは第15代学長として4年間大学運営にあたられました。

 


 

 

本学教授の藤丸要宗教部長が導師をつとめ『仏説阿弥陀経』がおつとめされ、門下生でもある本学教授の三谷真澄先生より挨拶が述べられました。

 

最後に、ご遺族様より、敦煌学の振興、および広く仏教学の研究発展のため、龍谷大學佛教學會への寄付のご意志を頂戴し、目録の贈呈がおこなわれました。